文学科での勉強に加え、アルバイトにサークル活動、さらには教職課程の勉強もこなす山澤さんは、常に多忙です。大学生活にかかる費用を自分で賄うためのバイトはキツイものの、学ぶことも多くあり、時間のやりくりの能力も磨かれています。学生の多くが苦手とする国文法に関する授業を面白く感じ、将来は高校の国語の先生になることを希望しています。日々、古典嫌いの学生に悩まされている先生も、山澤さんには大きな期待を寄せています。

01 大学にかかる費用は全て自分で

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佐藤:大谷大学を選んだ理由は何ですか?
 
山澤:高校時代に仲の良かった先輩が大谷に来てて話を聞いてたっていうこともありますし、高校のときに大谷大学の先生が学校に来て授業をやってくださるっていうプログラムがあって、それが面白くて。それで指定校制推薦入学で入りました。
 
佐藤:そうか、高大連携の成果が出たんだね。山澤君は教職希望だよね?教職は授業も多くて大変だっていう話は聞く?
 
山澤:はい。先輩からも話を伺うんですけど、すごい大変って聞きます。
佐藤:バイトとの両立はどうですか?
 
山澤:前期は授業がない日にコンビニの夜勤で働いてたんですけど、日中の生活とのバランスが難しくて。だから後期からは夜勤はやめて、授業後に飲食店でバイトしてます。
 
佐藤:サークルとかはやってない?
 
山澤:一応フォーク研究会に入ってます。ボーカル担当で。あんまり練習する時間も取れないんですけど、正直、歌詞を覚えてたらなんとかなるって感じです。他の楽器の人より全然楽だと思います。
 
佐藤:そうなんだ。でもバイトとサークルの両方をやってるとなかなか大変ですね。今、奨学金を貰っているんだよね?ってことは、大学の費用は全く親御さんに出してもらってない?
 
山澤:そうですね。奨学金でほぼ授業料は大丈夫なんですけど、本を買ったりパソコンを買ったりっていう生活に関わることは自分でやってます。
 
佐藤:それは親御さんも安心しますね。通学はどのくらいかかるの?
 
山澤:1時間くらいです。京阪に乗って地下鉄に乗り換えて、って感じです。
 
佐藤:1年生だからまだ1限の授業もあるよね?
 
山澤:あります。朝はしんどいですね。夜勤をやめても遅くまでバイトしてるので、深夜12時とか1時とかに家に着くって感じで。
 
佐藤:課題があったらそれからやるってことだよね?じゃあ、ぼーっとしたり、ゲームする時間とかは?
山澤:本当に減りました。高校時代はゲームも好きでよくやってたんですけど、今は本当にやってないですね。ゲームはすごく好きなんですけど、バイト終わって家に帰ってきたら「疲れた……」って感じなので(苦笑)。
 
佐藤:それよりは寝たいって感じか。強制的にゲーム卒業って感じなんだね。

PROFILEプロフィール

  • 佐藤 愛弓

    文学部 文学科 准教授



    2000年 名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。2003年 名古屋大学文学研究科COE研究員。2004年 日本学術振興会特別研究員(PD)。2007年 大谷大学文学部任期制助教。2013年 天理大学文学部准教授。2020年大谷大学文学部准教授。
    高校生の時に芥川龍之介の『羅生門』を読み、大学生になってからその元になった『今昔物語集』の説話を読んだ。当初は、「芥川の主張が魅力的だなあ」と思っていたが、そのうちふと『今昔』の簡潔な表現がもたらす強い印象が気になりはじめた。以来、説話の持つ、簡潔な文体と、はやい物語展開に興味を持ち、それがどのような場で醸成されたのかを追求している。その場の一つとして寺院に注目し、資料調査を行っている。



  • 高校時代に仲の良かった先輩のすすめで大谷大学を受験した。人と話したり人の話を聞いたりする中で、特に表現方法としての言葉に興味があり、多くの学生が苦手とする国文法に関する授業も面白いと感じている。
    将来は、高校の国語の先生になることが目標。アルバイトにサークル活動、さらには教職課程の勉強もこなす多忙な毎日は疲れるが、うまく切り替えながら、忙しい生活からもさまざまなことを学んでいる。