実践体験活動演習

1年次開講の「実践体験活動演習(幼)Ⅰ」では、前期は、事前指導として発達、遊びなどの基本概念について学び、後期には実際に、協力園(幼稚園、保育所、認定こども園)において保育実践体験を行います。その際には幼児教育演習Ⅰなどの授業において振り返りを行ったり、関連する知識・技術との融合をはかり、子ども理解を深めます。また継続的にエピソード記録を書いてみることで、観察の視点や子どもの姿の記述方法を学びます。

2年次開講の「実践体験活動演習(幼)Ⅱ」では、協力園(幼稚園、保育所、認定こども園、その他の児童福祉施設等)において、保育実践体験を行い、保育者の意図・ねらいの理解を深めます。幼児教育演習Ⅱなどの授業において振り返りを行ったり、エピソード記録をとっていく中で、環境構成の意図や保育の計画のねらいなどを知り、保育者の仕事の魅力や深さに気づいていきます。

おおたにキッズキャンパス演習

「おおたにキッズキャンパス演習Ⅲ」では、本学附属幼稚園の園外保育の遊び内容を企画実施することで、幼児理解を深めるとともに、企画力や実践力を高めます。また、京都市北区や紫明学区といった近隣自治体との連携で定期的に実施される子育て支援の取り組みに参加することで、保育者の職域にも含まれる地域における子育て支援について体験的に学習するとともに、大学として地域の子育て家庭への支援を行います。

発達心理学(幼)

「発達心理学(幼)」では、幼児期の心身発達の諸相を中心に学び、自分が将来かかわる子どもを生涯発達の観点から理解することを目的とします。「自己」「認知」「ことば」「社会性」といった主要な発達の側面に関しては、具体的な研究事例や体験学習等のアクティブ・ラーニングを通して見識を深め、知識をどのように幼児教育や保育実践へ活かしていくかについて考えます。また、発達障害の基本的知識を身につけ、障害のある子どもについての理解を深めます。

図画工作(幼)

図画工作(幼)Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ共通
それぞれにおいて学んだこと、実際に作ってみたものなどを集約したポートフォリオを製作し、卒業後にさまざまな技法を利用し実践するアイデア帳とすることができるとともに、実践記録の方法を学ぶ機会としています。

「図画工作(幼)Ⅰ」では、幼稚園教育要領及び幼保連携型認定こども園教育・保育要領に基づき、幼稚園教諭・保育教諭を志す人のための造形表現の基礎を学び、子どもの造形活動を支える指導・援助法を学びます。絵画・色彩・立体表現等の制作を通して、つくりだす過程のおもしろさを体感し、表現することのよろこびを感じ取れる教材研究を行います。その中で、色や形に関する造形感覚を身につけ、材料・用具に親しみ、その特性や効果的な扱い方を理解し、図画工作に関する実践力を身につけます。 

「図画工作(幼)Ⅱ」では、幼稚園教育要領及び幼保連携型認定こども園教育・保育要領に基づき、幼稚園教諭・保育教諭を志す人のための造形表現の応用として、さまざまな表現技法の体験を通して表現の幅を広げます(実習に向けた準備としても活用できるように)。中心的な課題としては、幼稚園教育の現場で援助・指導することをイメージしながら、グループで子どもの遊具制作に取り組む教材研究を行います。その中で材料・用具の特性や効果的、応用的な扱い方への理解を深め、より造形の発達に即した実践力を高めます。 

「図画工作(幼)Ⅲ」では、自分自身が造形することの喜びや楽しさを体験することにより、幼児の造形への興味関心を深め、豊かな表現力を育てる指導・援助法を身につけます。実技演習を中心に自己表出・表現を多様な価値・発想・技法のもとに重ねることにより、描画材や工作材の特徴や扱い方の基本的な知識や技能を身につけると共に、幅広い表現の方法、手段を学びます。その中で、材料の効果的な活かし方、用具の適切な扱い方、安全面への配慮等について総合的に考え指導案、活動案づくりと模擬保育を通して、協働してひとつのものをつくりあげるよろこびを体験します。