Features 学科の特徴

  • アクティブな学びの密度を高める少人数制のゼミと語学クラス

    POINT01

    多様な視点から幅広く物事を捉える力を身につけるために、他者とオープンに意見を交わし、視野のアップデートを繰り返します。少人数制ゼミや演習を教育の中心に据え、活発な議論で、全員に発言の機会が行き渡るようにしています。

  • 多彩なバリエーションから選べる実践型プログラム

    POINT02

    半年から1年間が海外で語学を鍛える長期留学や、1カ月弱の短期型の語学・文化研修、国内フィールドワーク、夏休み中の語学集中講座など、多彩なプログラムを用意。また、留学生との国際交流プロジェクトを随時展開しています。

  • 欧米からアジアまで各地域の理解を深め、学びたい分野を探究

    POINT03

    第2学年より英語コミュニケーションや欧米文化、韓国・朝鮮文化、中国文化などの専門コースに分かれて学びを深めます。第1学年では、「国際文化概論」や「国際言語概論」を通して、多様な文化や言語の成り立ちと広がりを知る機会を用意。

国際文化学科で出会う問い

こんなテーマの問いを追求できます!

日本と朝鮮における「美術」の違いは?
18世紀ドイツ文学のどこがおもしろいの?
イギリス料理は何故まずいのか?
華人の経済活動が日本にもたらす影響は?

コース紹介

  • 英語コミュニケーションコース

    世界各地の文化・社会を英語で学び、グローカルな思考力を養います。英語集中プログラム、留学生とのプロジェクトや京都をフィールドとする実践型の学びを必修とし、約1ヶ月の海外英語研修*にも参加。キャリア教育との連携により、国際的な視野で社会貢献できる人物を育成します。 *研修費は別途必要です。

  • 欧米文化コース

    英米やフランス、ドイツに関する文献・資料の精読と分析を通して、グローバル化の本質を理解するとともに、国際コミュニケーション力の基盤となる論理的思考力と表現力を鍛えます。インターネットを活用した外国語での情報の収集、分析、発信などにも取り組みます。

  • 韓国・朝鮮文化コース/中国文化コース【2026年度以降入学生適用】※

    中国文化と韓国・朝鮮文化は単に中国と朝鮮半島にとどまるものではありません。華人社会やコリアンタウンは日本を含む世界中に広がっており、ダイナミックな人の移動によっても文化は変容しています。アジアに学ぶことで、躍動する現代社会を生きていくうえで必要な視野を獲得します。

    ※ 旧 アジア文化コース【2025年度以前入学生適用】

国際京都プログラム/各プロジェクト紹介

京都文化プロジェクト

京都の神社仏閣や日本文化を英語で紹介し、英語で学外調査を行う「English Workshop 2」や、西陣織を使ってアメリカ留学生とのワークショップを行う「English Workshop & Camp」など、京都の伝統文化にかかわるプロジェクト型学習(PBL)を通して外国語運用能力を伸ばすとともに、日本の文化を問い直します。

トモダチ・プロジェクト

トモダチ・プロジェクトとは、本学の学生と「CIEE Kyoto」の短期留学生であるアメリカの学生がグループをつくり、日本での生活の相談をうけたり、異文化交流などを行うバディ制度です。一緒にコーヒーを飲みに行ったり、京都を観光したりと、キャンパス内外での交流を通して異文化理解を深めます。

  • 観光プロジェクト

    「English Workshop 4」では、京都駅や嵐山、金閣寺などに出向き、観光に関わるニーズや日本文化について外国人観光客に英語でインタビューを実施。その調査結果を学内で発表することでフィードバックを行います。学外実習を通して、異文化コミュニケーションについて学び、多文化共生社会を実現するための課題発見力を身につけます。

  • 多文化共生プロジェクト

    韓国・朝鮮文化ゼミでは、喜多恵美子教授、鄭祐宗准教授の指導の下、年間を通して、ウトロ平和祈念館、京都コリアン生活センターエルファ、大阪コリアタウン歴史資料館、国立民族学博物館など関西一円の機関を訪問し、在日コリアンの生活と歴史について能動的な学びを実践しています。

  • スピーチ・プロジェクト

    中国分野では、「中国語会話(上級)」の授業を履修する学生を中心に、李青教授指導の下、京都府日本中国友好協会が主催する「全日本中国語スピーチコンテスト 京都府大会」に参加し、毎年入賞しています。就職に役立つ、質の高い語学力を身につけます。

学生の声

外国語学習に最適な環境の中で、実践力を身につけていく。

外国語学習に最適な環境の中で、実践力を身につけていく。

国際学部国際文化学科 大村 ひより(岐阜県出身)

大学では特に英語に力を入れて学びたいと考えていました。オープンキャンパスで参加した模擬授業がとてもおもしろく印象に残りました。またお話しをした在学生の先輩が親身に大学での学びを教えてくれたことや、留学制度、立地にも惹かれて入学しました。英語を使ったプレゼンテーションや、さまざまなシチュエーションでの実践英語を楽しみながら身につけられる授業が多く、語学力を伸ばすことができます。
自分自身が問い続けていることは、自分の選択を将来にいかに繋げるかということ。現在は、英語科の教員になる夢を実現するため、TOEIC の点数をあげることを目標に日々取り組んでいます。

カリキュラム

  • 1年次

    世界の多様性を知り、幅広い視野を手に入れる

    第1学年では、「国際文化概論」「国際言語概論」と「国際文化演習Ⅰ」を中心に、国際文化研究の基礎を学びます。アジアと欧米の各地域文化のアウトラインを理解し、世界の多様性を知ることで幅広い観点から文化を考察できるようになります。また、世界の文化に関する資料を検索し、情報を整理し、他者に伝える基本的なスキルを身につけます。

  • 2年次

    アクティブな学びで異文化を理解する

    3つのコースに分かれます。英語コミュニケーションコースでは、独自プログラムで英語力を鍛え、フィールドワークなどで自文化・異文化理解を進めます。欧米文化コースでは英米、フランスとドイツを、アジア文化コースでは中国と韓国・朝鮮を対象とし、グループでの調査や調理実習などの学びを通じて文化研究の手法を修得します。

  • 3年次

    自身の専門性を高め、研究を掘り下げる

    第3学年からはゼミに所属し、それぞれの地域文化について学びます。英語コミュニケーションコースでは、英語圏の言語文化や社会についての研究を軸に、京都をフィールドに英語でのキャリアを考えます。欧米文化コースとアジア文化コースでは、各地域の固有の文化を掘り下げ、ディスカッションなどを通して研究の成果を互いに検証します。

  • 4年次

    卒業研究に取り組み多文化社会を生きる力に

    一人ひとりの関心や問題意識をもとに研究テーマを決定。学生どうしで議論を重ね、さまざまな角度から課題の解決方法を探りながら、卒業研究に取り組みます。卒業研究の制作を通して、幅広い視野と論理的かつ柔軟な思考に基づく“伝える力”が身につきます。これは、今後の多文化社会を生きる力となるでしょう。

授業ピックアップ

表現文化演習Ⅱ

世界のダンスを体験し、文化理解を深める

アメリカの黒人文化から発展したポップ・ダンス、世界的に人気な韓国のダンスを用いて、グループでダンスを構成し発表。その後、そのダンスのバックグラウンドや社会的影響を分析し、国際的な文化理解を深めます。

国際言語概論

多言語対応力を伸ばし、異なる言語への興味関心を育てる

第1学年後期の必修科目で、6名の教員とゲスト講師によるリレー講義です。英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝鮮語という5つの言語の概要と基礎知識を学び、多言語状況への対応力を高めます。