Features 学科の特徴

  • 小学校教諭に必要な
    高い「授業力」が身につく

    POINT01

    教員免許状の取得に向けたカリキュラムはもちろん、第2学年から始まる模擬授業が大きな特徴です。教師役と児童役に分かれ、45分の授業を行う中で、学習指導案やワークシートの作成、教材開発や板書テクニックなど、実践的なノウハウが身につきます。また、京都市内の小学校で授業補助を経験する演習もあり、児童や保護者とのかかわり方を間近で学ぶことができます。

  • 学校運営・学級経営能力が
    修得できる

    POINT02

    地域の子どもたちと交流する「おおたにキッズキャンパス」では、学生が主体となって、ロケット作りなどの体験イベントを実施。企画から資材調達、予算管理、当日の進行や安全管理などを全て担い、地域との連携や事務局とのやり取りなど組織的な運営にかかわります。イベントの運営を通して、学校運営・学級経営に必要となるマネジメント力を磨くことができます。

教育学科 初等教育コースで出会う問い

こんなテーマの問いを追求できます!

子どもの発達や個性にあわせた教育とは?
目の前の誘惑に負けないためには?
なぜ学校に行かなければいけないのか?

カリキュラム

  • 1年次

    体験的な学びを通し、基礎を身につける

    「演習Ⅰ」で教育に関する文献を読み解くことで言語能力を鍛え、基礎的な教職科目や理数系・実技系の教科を学びます。小学校で学校ボランティアを体験する授業もあり、幅広い視点から子どもや学校教育について学びます。

  • 2年次

    理論をしっかり学び、実践力を修得する

    小学校教員に必要な教職科目や教科を学び、子どもの育ちを支えつつ子どもとともに成長できる資質を身につけます。教科の指導法では、教材研究・指導案作成・模擬授業を通して現場で求められる力を修得します。

  • 3年次

    学びを発展させた技能を身につける

    これまでの学びから得た学校や子どもに対する理解を確認します。また、教材研究や模擬授業を通して授業に関する知識と技術に磨きをかけ、教育実習に参加するために必要なスキルを高めます。

  • 4年次

    卒業後の自身を見据えた学びを展開

    小学校で4週間の教育実習を行い、学級運営や授業を体験します。教育実習後には、学びの総まとめとして、教育相談に必要なカウンセリングの知識と技術、防災・安全に関する危機管理能力などの修得をめざします。

[学科専門科目 86単位以上/共通基礎科目 18単位以上/現代総合科目 6単位以上]

卒業生の免許状取得・採用状況

授業ピックアップ

初等科教育法(国語)

指導案作成・模擬授業を繰り返し、実践的な指導力を身につける

初等科教育法(国語)
初等科教育法(国語)

大谷大学では、小学校で教える全教科の模擬授業が必修になっています。45分の授業をやりきる中で、学生たちは学習指導案通りにいかない難しさを体感。授業後は全員で課題や改善ポイントについて議論し、回を重ねるごとに発問の作り方や授業展開のコツをつかんでいきます。指導案の組み立て方はもちろん、授業中の歩き方から話し方、視線といった基本的なテクニックもレクチャー。現場で求められる実践力を修得します。

授業の「ココ」がおすすめ!

授業展開のコツから教師としての心構えまで

模擬授業を通じて、指導案の作り方や声の大きさ・プリントの配り方といった進め方のコツまで実践的に学べます。課題を指摘しあう議論も実りがあり、児童が思考できる“間を作る”大切さに気づけたのは今後の大きな糧です。

  • 教育学部 教育学科 第4学年 A・Wさん