キャリア形成支援概要

未来を拓くキャリア形成支援

有意義な学生生活を送り、自らの未来図を描くために、将来「どのような人物になりたいか」「どのような社会生活を送りたいか」ということを第1学年から意識し、描いた未来図の実現を目指します。その中で、キャリアセンターでは、社会人として学生が自立することを目標に、キャリア意識を醸成するための働きかけを行い、学生自らが進路を切り開く力を得られるように支援しています。

第1学年

キャリアデザインの必要性を知り、準備を始める

まずはキャリアデザインの理解から始める

「大学で何を学ぶか」「大学生活をどう過ごすか」というビジョンを持つことが大切です。そして、キャリアデザインとは何かについて理解を深めながら、まずは卒業後の進路を視野に入れた4年間を計画します。

GPS-Academic(自己発見診断)

GPS-Academic(自己発見診断)は、学生生活を充実させるための第一歩として自信の強みや仕事への興味について客観的に把握することを目的にしています(学力を問うものでも点数や順位を競うものでもありません)。検査結果をもとに、大学生活の目標や行動計画を立てることに役立てることができます。また、第3学年時に再度受検し、入学時の受検結果との比較で自らの成長を確認します。

キャリア支援説明会

第1学年キャリアガイダンス

入学時のオリエンテーションで、本学でどのようなサポート体制や体験機会があるのかを紹介する「キャリア支援説明会」を開催します。キャリアデザインの意味を理解し、就職をはじめ、様々な進路への具体的な道のりを把握します。

資格取得/教職サポート

筆記試験対策講習

「なりたい自分」を見つけていく手段のひとつとして資格取得があります。秘書検定やTOEIC-IPテスト、MOS(Microsoft Office Specialist)、簿記検定など、様々な資格取得のための講習を開講しています。また、公務員を目指す学生の方へはキャリアセンターが、教員を目指す学生の方へは教職支援センターが、将来の目標に向けて一人ひとりをサポートします。

第2学年

キャリアデザインを考えながら行動する

卒業後の進路を意識し、行動する

この時期に必要なことは、「働くこと」や職業の役割、社会と自分自身のつながりといった職業観を身につけることです。留学やボランティア、資格取得など、さまざまな体験・経験を通して新しい世界に触れ、ライフキャリアにつながる学びで人間力を養います。

キャリアデザイン概論1・2

「キャリアデザイン」とは、自分の人生の働き方や生き方をどのようにしていきたいかを考え、明確に思い描いていくことです。本科目では、自分らしい人生を創造していくために必要な「考え方」や「知識」について、講義やグループワークを通して学び、大学生活でのキャリア開発に繋げることを目指しています。キャリアデザイン概論1では主に「自己理解」を、キャリアデザイン概論2では主に「社会理解」を学びます。大学生活を主体的に目標をもって過ごすことができるよう、考える機会を提供しますので、有効に活用してください。

キャリアデザイン実践1・2

一人ひとりが社会の中で自立して生きていくために必要とされる「社会人基礎力」や、自らの進路、将来についてグループワークやプロジェクト型学習などの体験学習の中で共に考え、自己理解・他者理解、社会理解を深めていきます。また、自己理解や企業研究を進めていく中で、自身の課題が明確になり、今後のキャリア開発への目標にも繋がると考えます。

第3学年

目標を定め具体的に行動する

ガイダンスや講座で未来の自分を具体化する

企画「先輩が話す、谷大生の就活ってどんな感じ?」

大学での学びや経験が「希望の進路」として明確になり、就職活動の準備を本格化させる時期です。また、ゼミ、クラブやサークルなどの活動を通じて、自分自身の特徴や関心を知るとともに、「なりたい自分」になるための成長を促していく時期とも重なります。

就職支援プログラム

面接対策セミナー(集団面接・応用編)

キャリアセンターでの個別面談とあわせて、適性に応じた仕事に就くために必要なガイダンスや、準備講座を実施しています。また就職活動で求められるスキルやマナーを学ぶ実践形式のセミナーや対策講座などさまざまな支援プログラムを提供しています。

インターンシップ等

将来自分はどのような仕事に就きたいのか。実際の業務内容や職場を見て、また体験することでより具体的に想像することができます。第3学年の夏期休暇中に企業等が行うものに参加することを強く勧めています。複数の異なる業界や職種の仕事を見て、聞いて、体験することで、視野を広げると同時に自分の付きたい仕事に対しての知識を深めることを推奨しています。

インターンシップ特殊演習

インターンシップ特殊演習2 就業体験の様子

学生が就業前に企業で行う「就業体験」のうち、大学で正課科目として提供される、10日から2週間以上の就業体験を伴うものです。社会人の働き方を間近で見ることで、自らの将来をより具体的に想像します。

第4学年 目標達成に向けて取り組む

二人三脚の就職支援

卒業年次になると、内定を獲得してくる学生も増えてきます。キャリアセンターでは前後期に1日1~3社の会社を大学に招き、「学内単独企業説明会」を実施しています。その説明会を経て、専門のキャリア・アドバイザーが就職活動に必要なアドバイスを行い、希望の進路選択ができるようマンツーマンで指導しています。また公務員や教員採用試験対策にも力を入れ、1年次からの計画的な講習や説明会を実施し、一人ひとりの夢の実現に向かいます。

電話で就職のサポート

キャリアセンターのスタッフから卒業年次の学生に対して電話連絡を行います。就職活動の状況確認を目的としていますが、そのまま電話での相談になることも多くあります。3か月に2回程度のペースで行い、求人の案内などを進路が決定するまで継続します。

就職以外の進路

更に研究を深めたい学生向けに大学院進学ガイダンスを行います。また、近年、大学卒業後に組織に所属するのではなく、「起業」「独立」する学生も珍しくなくなってきました。「キャリアセンターは就職」だけに留まらず、学生の皆さんの卒業後の進路全般をサポートします。

教員採用試験対策/その他の支援

教員採用試験対策
  • 学校ボランティア
  • 教員採用試験受験対策講習(筆記・面接)
  • 教員採用試験説明会
  • 教員採用試験願書記入説明会
  • 教員採用試験論作文セミナー
  • 教員採用試験等個別面談

その他の支援

  • 社会福祉士国家試験受験対策講習
  • 公務員採用試験受験対策講習
など