地域交通とモビリティプロジェクト
プロジェクト概要
地域が抱える課題への実践活動としてメディアに取り上げられたり、活動成果が各種大会で受賞するなど学びと地域活動が連動しています。
活動背景
活動内容
主に京丹後市や丹波篠山市において活動しています。学生は買い物や通院など日常生活の移動に困っている方々、政策や実践に関わる人々など実際に現場で話を聞き、課題を探っています。課題解決に向けた糸口となるよう政策提言だけにとどまらず、住民との交流を通じて自分事として課題に向き合っています。(活動写真をクリックするとそれぞれの説明ページにとびます)
-
学生考案「京丹後市版 交通すごろく」
モビリティを効果的に使う方法を考える「交通すごろく」を開発。従来の地域公共交通に加え、自家用車も含めた全ての移動手段を組み合わせてゴールを目指し、「モビリティミックス」の重要性を楽しみながら学ぶことができます。
-
モビリティロゲイニング@京丹後
ナビゲーションスポーツ「ロゲイニング」をアレンジした地域公共交通に親しむイベントを実施。本プロジェクト独自の企画です。路線バスやライドシェアを使ってチェックポイントを目指します。
-
高大連携企画「若者よ、mobiを使おう!」
京都府立丹後緑風高校の探究学習コミュニティゼミとの連携企画。地元の高校生と一緒に「mobi」利便性を体験し、公共交通を考えるワークショップを開催。丹後万博での啓発活動も実施。
-
産学連携デジタルイラストマップ「ambula map」
デジタルイラストマップアプリ「ambula map(アンブラマップ)」を運営する株式会社コギト(京都市)と協力しデジタルイラストマップを作成。モビリティロゲイニングなどに活用しています。
-
産官学連携「乗車体験会 in丹波篠山」
丹波篠山市にて、AIオンデマンドバス「のる~と丹波篠山」の2024年11月の運行開始に先立ち、公共交通の利用促進に向けた住民向け乗車体験会を実施。免許返納後の交通アクセスなどに困らないよう産官学そして地域と連携して実施しています。
-
政策研究交流大会への参加
公益財団法人 大学コンソーシアム京都が主催する「京都から発信する政策研究交流大会」に出場しています。2024年度は5チームが本選となる分科会発表を行い、そのうち1チームが優秀賞を受賞しました。現場で学んだことを政策提言につなげています。
実績
メディア掲載など
補助金採択など
・京丹後市「夢まちづくり大学」採択事業(2022年~継続)
・兵庫県「学生等による地域貢献活動推進事業(丹波地域)」(2024年)
・京都府「大学・学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業費補助金」(2023年,2024年)
関連記事
- 2025.04 公益財団法人関西交通経済研究センター「第17回(2024年度)懸賞論文」優秀賞と奨励賞のダブル受賞[プレスリリース]
- 2025.02 丹波篠山研究発表会にて、社会学部の学生が「市長賞」を受賞
- 2024.12「第20回 京都から発信する政策研究交流大会」分科会優秀賞を受賞
- 2024.10 学生考案「モビリティロゲイニング@京丹後」を開催 [プレスリリース]
- 2024.10 デマンド交通「のるーと」乗車体験会を丹波篠山市にて開催ー地域公共交通計画政策推進の一環に学生が全面協力-[大学プレスセンター]
- 2024.8 「京丹後青年会議所イベント」に本学学生が企画参加
- 2024.8 社会学部の学生考案「交通すごろく」ワークショップを開催[プレスリリース]
- 2024.5 イラストマップアプリ「ambula map」を活用した産学連携フィールドワークを実施
- 2024.3 公益財団法人関西交通経済研究センター「第16回(2023年度)懸賞論文」で優秀賞を受賞
- 2023.12 大学コンソーシアム京都「第19回京都から発信する政策研究交流大会」にて研究成果を発表
PROFILEプロフィール
-
野村 実
社会学部コミュニティデザイン学科