「京丹後青年会議所イベント」に本学学生が企画参加
【地域交通とモビリティプロジェクト】
8月17日に京丹後市久美浜町で開催された一般社団法人京丹後青年会議所主催の真夏の海辺イベント(実施場所:久美浜公園)に本学社会学部の野村実講師と社会学部の学生12名が参加しました。
イベントでは、子供を対象とした水鉄砲で行うサバイバルゲーム企画や各団体によるワークショップ等のブース企画が実施されました。本学からは、社会学部コミュニティデザイン学科「プロジェクト研究実践」の学生チームが「交通すごろく」と「北山杉モルック」にてブース出展をし、多数の方にそれぞれの企画を楽しんでいただきました。
「地域交通とモビリティプロジェクト」では、今後も京丹後市等の地域にて持続可能な交通手段の推進に向けた活動を行ってまいります。
各ブースの様子
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「交通すごろく」ブースの様子 -
「モルック」を行う様子
交通すごろく
「地域交通とモビリティプロジェクト」は、高齢化社会やクルマ社会に伴う移動手段の課題を明確化し、自家用車に依存することの持続可能性を見直すことで、地域全体で今後の交通のあり方について考えることを目的に活動を行っています。
このような問題意識を踏まえ、本プロジェクトで活動する25名の学生によって、モビリティを効果的に使う方法を考える「交通すごろく」が開発がされました。京丹後市のマップをもとにした「交通すごろく」は、従来の地域公共交通に加え、自家用車も含めた全ての移動手段を組み合わせる「モビリティミックス」の重要性を楽しみながら学ぶことができます。
京丹後市内の交通機関は現状、同一市内であれば誰でも1回あたり上限200円で利用できる「上限200円バス」事業のほか、エリア内で定額乗り放題の交通サービス「mobi」や、自家用有償旅客運送「ささえ合い交通」(公共ライドシェア)が導入されています。
一方で、慢性的な運転手不足により2025年には一部路線が廃止される予定となっていることに加え、京丹後市内に住む人々の通勤・通学の主な交通手段は依然として「自動車」が77%を占め、バスや鉄道を利用している人は全体のわずか6%に過ぎません。
このような問題意識を踏まえ、本プロジェクトで活動する25名の学生によって、モビリティを効果的に使う方法を考える「交通すごろく」が開発がされました。京丹後市のマップをもとにした「交通すごろく」は、従来の地域公共交通に加え、自家用車も含めた全ての移動手段を組み合わせる「モビリティミックス」の重要性を楽しみながら学ぶことができます。
PROFILEプロフィール
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野村 実 講師 NOMURA Minoru
博士(社会学)
【研究領域・テーマ】
モビリティ/まちづくり/地域交通政策/コミュニティ / 講師