【研究領域・テーマ】 モビリティ/まちづくり/地域交通政策/コミュニティ
「第20回 京都から発信する政策研究交流大会」にて本学社会学部のチームが分科会優秀賞を受賞

12月15日(日)に龍谷大学深草キャンパスで開催された「第20回 京都から発信する政策研究交流大会」(主催:公益財団法人 大学コンソーシアム京都)において、本学から参加した野村実ゼミMM(モビリティマネジメント)チームが分科会優秀賞を受賞しました。
京都から発信する政策研究交流大会は、都市が抱える問題・課題を見つけ、それを解決するための研究を行う学生が日頃の研究成果を発表し、大学やゼミの枠を超えた交流を深めるとともに、地域社会に対する政策提案・情報発信の場となることを目的として、2005年度から開催されています。
発表の様子

MMチームからは、『公共交通の利用促進に向けた「地域共創型MM」の提案─丹波篠山市福住地区での取り組みから─』を発表テーマに、コミュニケーションを中心とした交通政策であるモビリティマネジメント(MM)に焦点を当て、地方自治体と地域内外の主体の連携・協働による「地域共創型MM」を提案しました。
この提案は、野村実ゼミでの活動の一環として兵庫県丹波篠山市で実施した路線バス乗車体験会(2024年9月)、デマンド交通体験会(同年10月)の企画運営から得られた知見をもとに導き出されたものです。
受賞したチームのリーダーを務めた岡田紗奈さん(社会学部コミュニティデザイン学科第2学年)からは、「私たちは一年間ヒアリング調査やフィールドワーク、バスの乗車体験会の企画運営を通じて地域と関わり合いながら、活動と研究を行い今回の「地域共創型MM」に関わる政策提言を発表しました。 今回の提言が丹波篠山市の交通政策をより良いものにしていくだけでなく、公共交通に課題を抱える他の地域でも応用してもらえるよう、引き続き研究していきたいと考えています」と今後の活動に関する意気込みを語っていただきました。
PROFILEプロフィール
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野村 実 講師 NOMURA Minoru
博士(社会学)