国際学部

京都文化学科

京都を学ぶと
世界が見える

※2027年4月開設予定(仮称)、設置構想中。
計画は予定であり、変更することがあります。

伝統と現代が 交差する京都で、

 文化と地域にふれる学びを。

※2027年4月開設予定(仮称)、設置構想中。
計画は予定であり、変更することがあります。

2027年春、
国際学部 京都文化学科
誕生。

京都をフィールドとしてアクティブ・ラーニングに取り組み、京都に観光に訪れたり、暮らしたり、働いたり、学んだりしている様々な文化的背景をもつ人々との出会いを通して、日本文化の良さを知ると同時に新たな価値を発見し、その魅力を自分から世界に発信できる力を身につけます。

京都文化学科
とは?

京都文化学科は、京都の伝統文化と現代文化を国際的・学際的観点から考え、多様な人びとと交流することで、京都の文化に新たな価値を見出し、その発展と持続可能な活用を支える人物の養成をめざします。

  1. 1.世界の中の京都文化

    千年の古都に最新のポップカルチャーが息づく京都の文化を、歴史・宗教・観光など多角的な視点から学び、グローバル社会の中で伝統文化の価値を再発見する力を養います。

  2. 2.京都が学びのフィールド

    京都の街中に出て地域の人びとや観光客と接するフィールドワークやプロジェクト型学習を行い、体験と交流を通じて学びを深めながら、将来のキャリアにもつながる実践力を鍛えます。

  3. 3.持続可能な
    観光プロジェクト

    伝統文化の保護と観光振興の両立をめざすエコ・ツーリズムのプロジェクト型学習などを通じて、持続可能な多文化共生のあり方を提起する考察力と課題解決力を養います。

  4. 4.デジタルメディアで世界に
    伝える京都の新しいかたち

    京都の文化を独自の着眼で捉えて映像や文章で表現し、デジタルコンテンツ制作に取り組むことで、生きた文化を広く国内外に発信する力を養います。

京都で
学ぶということ

  • 伝統とリノベーションが交錯する
    京都に学ぶ

    京都には中世から現代まで続く歴史的レガシーと、ポップカルチャーの新しい波が共存しています。古き良き寺院からキャラクターグッズまで、すべてが京都文化を学ぶ入り口になります。

  • 悠久の古都に
    未来を学ぶ

    未来を見据える持続可能な社会について考えようとするとき、千年も続いた京都という街のあり方は貴重な実例となります。その意味で、古都こそが未来を学ぶにふさわしい場所といえます。

  • 人とつながり
    世界を学ぶ

    国内外から多くの人が訪れる京都は、街中が多言語・多文化環境なので、教室での学びを活かして異文化交流で視野を広げるチャンスが豊富です。

こんな人に
おすすめ!

「好き」から始まる、
京都ならではの学びを体験してみませんか?
あなたの好奇心が、ここで新しい未来につながります。

  • 京都の奥深さを
    極めたい

    伝統文化とポップカルチャーが交錯するレトロモダンな京都を、グローバルな視点や学術的観点から、深く探究してみませんか。

  • 人とつながる
    語学を学びたい

    クラスやゼミの仲間と協力しながら、観光客や留学生との交流を通じて語学力を鍛え、実践的コミュニケーション能力を伸ばしてみませんか。

  • 体験しながら
    学びたい

    教室の中だけでなく、街でのフィールドワークやプロジェクト型学習を通じて、現場で実際に体験しながら知識を深めてみませんか。

  • 発信力を身につけて
    世界とつながる仕事がしたい

    京都文化を多様な形で表現する力を身につけ、観光業界をはじめとするグローバルな分野、あるいは日本の情報やものを世界に発信する分野での活躍を目指してみませんか。

求める
学生像
  • 京都の文化や歴史に関心を持ち、自ら学び考える姿勢を持つ学生
  • 語学力や表現力を高めながら、多文化理解と地域社会への貢献に意欲のある学生

あなたの「好き」
をみつけよう

京都×〇〇! 舞台は京都。すべてが研究対象。
あなたの「好き」から、京都の文化を紐解き、自分だけの新たな学びにつなげてみよう。

例えば「好き」を研究テーマに

レンタル着物から見る 現代着物文化の変遷レンタル着物から見る 現代着物文化の変遷
アニメ聖地巡礼と地方創生 聖地化する京都の文化観光アニメ聖地巡礼と地方創生 聖地化する京都の文化観光
京都の味 懐石料理の文化史的研究京都の味 懐石料理の文化史的研究
廃墟と記憶 昭和遺産の写真文化とノスタルジアの再構築廃墟と記憶 昭和遺産の写真文化とノスタルジアの再構築
3Dの京都 ビデオゲームにおける歴史的都市のデジタル表現3Dの京都 ビデオゲームにおける歴史的都市のデジタル表現
京都のカフェ文化にみる現代の「隠れ家」的空間の意味京都のカフェ文化にみる現代の「隠れ家」的空間の意味
世界に進出する 西陣織世界に進出する 西陣織
古都京都とコーヒー文化古都京都とコーヒー文化
日本庭園の「静けさ」をめぐる文化表象と都市空間の中の再解釈日本庭園の「静けさ」をめぐる文化表象と都市空間の中の再解釈
京ことばとジェンダー:現代における言語の継承と変容京ことばとジェンダー:現代における言語の継承と変容
よみがえる妖怪、変わる京都:クラウド時代の妖怪祭り再生計画AIと文化継承:バーチャル京都の創造と地域アイデンティティの未来
観光都市の景観保護政策—京都とパリの比較を通じてドイツ人がみた日本の建築美—ブルーノ・タウトを中心に
AIと文化継承:バーチャル京都の創造と地域アイデンティティの未来現代の着物:伝統とインスタグラムの狭間SNSにおける和装の表象分析
ファッションと日本の展示空間—京都国立近代美術館の事例から—世紀末ウィーンの芸術家と京都
サブカルチャーとしての和菓子:SNS時代のビジュアル戦略よみがえる妖怪、変わる京都:クラウド時代の妖怪祭り再生計画
ドイツ人がみた日本の建築美—ブルーノ・タウトを中心にファッションと日本の展示空間—京都国立近代美術館の事例から—
祇園祭における女性の役割とメディア表象:過去と現在の交差点祇園祭における女性の役割とメディア表象:過去と現在の交差点
文学の中を歩く:現代日本文学における京都の舞台性仏教法要の英語説明(お寺の主な法要をデジタル録画して発信する)
現代の着物:伝統とインスタグラムの狭間SNSにおける和装の表象分析祇園祭からみる京都伝統産業界の新たな挑戦
仏教法要の英語説明(お寺の主な法要をデジタル録画して発信する)観光都市の景観保護政策—京都とパリの比較を通じて
伝統芸能の舞台照明:視覚表現とデジタル技術の交差点サブカルチャーとしての和菓子:SNS時代のビジュアル戦略
世紀末ウィーンの芸術家と京都文学の中を歩く:現代日本文学における京都の舞台性
祇園祭からみる京都伝統産業界の新たな挑戦伝統芸能の舞台照明:視覚表現とデジタル技術の交差点

先輩からのメッセージ

廣瀬翔太朗さん

廣瀬 翔太朗 さん国際学部 国際文化学科 第2学年
京都府 京都先端科学大学附属高等学校 卒業
課外活動団体: 新入生歓迎実行委員会

私は大谷大学国際学部で英語とフランス語を学んでおり、仏検受験も目指しています。様々な国の文化を探究する授業が特に楽しく、自国文化への理解も深まっています。
3年次にはカナダかアメリカへの留学を希望しています。海外の文化に興味があるので、現地でさらに理解を深めたいと思います。
他にもコース選択やゼミなど、大学時代にできる限りたくさんのことを経験し、将来は海外で働きたいと考えています。
この学部を選んだ理由は語学だけでなく文化授業が充実していることと、オープンキャンパスで感じた先生や先輩の印象が良かったからです。
海外文化に興味がある方には大谷大学国際学部を強くお勧めします。

4年間の学び

カリキュラム

  1. 1学年

    「京都文化概論」で京都文化学の基礎を理解し、
    「京都文化演習Ⅰ」で京都文化を体験しながら、フィールドワークの手法を学びます。

  2. 2学年

    歴史、芸術、宗教、観光、産業など、グローバルな視点とローカルな視点の両方から
    京都の伝統文化と現代文化を学ぶことで探求心と柔軟な思考力を養い、
    自己理解と他者理解を深めます。

  3. 3,4学年

    京都文化にかかわる課題を発見し、
    他者と協働して解決に向かう実践力を身につけます。
    4年次には、卒業研究に取り組み、多様な形式で表現・発信する力を養います。

京都文化を学び、
キャリアを考える

授業で産学連携

  • JALやJTBなどの企業連携を通じてホスピタリティを考え、大学での学びを自分の未来につなぐ意識を高めます。
  • 伝統文化産業を体験することを想定しています。

キャンパス外で企業連携企画

  • ホテルやトラベル系、老舗企業など、京都文化・国際文化にかかわる企業訪問や空港見学などに参加したり、就業体験に取り組むことで、グローバル社会の現場で実際に働くイメージをつかめます。

学生の一日

在学生の一日をご紹介します!

池上 遼海さん

池上 遼海 さん

国際学部 国際文化学科 第4学年
長野県 伊那西高等学校 卒業

池上さんは、学園祭実行委員、オープンキャンパススタッフ、学生サポーター、アルバイトなど多岐にわたる活動を行っています。
大学生活を楽しく充実させるために不可欠な時間の活用術やマインドについて、彼女の1日に密着しながら紹介します。

※記事に記載している情報は、取材当時(2023年11月)のものです。

  • 通学

    京都市営地下鉄烏丸線北大路駅からすぐの大谷大学へ通学します。

  • 1限:学生サポーター

    障がいのある学生の授業や学内移動をマンツーマンでサポートします。

  • 2限:授業「国際文化演習Ⅱ」

    国際文化を学び、特にドイツの教育に興味を持っています。

  • お昼休み:友人とランチ

    学生ロビー「ミナイール・プラザ」で友人とランチを楽しみます。

  • 空き時間:学園祭実行委員会活動

    11月の学園祭で後夜祭の企画・運営を担当し、課題や試験勉強も行います。

  • 4限:学生サポート

    午前中と同様に学生サポーターとして活動します。

  • 5限:授業「インターンシップ特殊演習2大谷大学」

    就業体験を通じて将来像を明確化し、コミュニケーション能力を養う授業です。この経験からホテルでのアルバイトを始め、ホテル業界への就職も視野に入れています。

  • 講習「MOS試験対策」

    資格取得のため、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)試験の勉強をしています。前期には秘書検定の講習も受講しました。

  • 帰りにイオンモール北大路で買い物

    大学隣接のイオンモールで買い物をします。

  • 家事を終えて課題

    家事を効率的にこなし、「ToDoリスト作成」「2分でできることはすぐに行う」などの工夫で課題に取り組みます。

キャリアイメージ

地域に根ざし、世界に開かれた視点と、日本の魅力を発信する実践力を育成します。
卒業生は、地域創生や国際交流の最前線で、持続可能な社会に貢献するリーダーとして活躍します。

取得可能な資格は?

  • 博物館学芸員
  • 図書館司書
  • 真宗大谷派教師
  • 社会教育主事任用資格
  • 社会福祉主事任用資格

卒業後の進路は?

  • 旅行会社

  • ホテル・旅館などの
    宿泊施設

  • 観光・テーマパーク
    関連産業

  • 伝統文化産業

  • 鉄道・航空会社

  • 商社

  • サービス・メーカー

  • 公務員

  • 大学院進学

よくあるご質問

  • 京都は古来より有数の国際都市でしたが、近年のインバウンドの急増で、より世界的に注目される場所となりました。同時にオーバーツーリズムや環境問題にも悩まされています。世界とのつながりを視野に入れ、多文化が共生できる持続可能な京都文化のありかたを考えることはまさに喫緊の課題です。この課題解決には、国際的な視点から京都について学び、京都の価値を世界に発信できる人物の養成が不可欠ですので、京都文化学科を国際学部の中に新設します。

  • 京都文化学科では京都文化の学びを中心として日本と世界とのつながりを考えます。国際文化学科では欧米やアジア地域それぞれの文化について学び世界への理解を深めます。
    両学科とも、多文化共生実現を目指して世界について学びます。

  • 本学では英語で人と交流する授業や機会を多く設けています。1年生と2年生の必修英語(2年生のみ進級時に英語と初修外国語のどちらを履修するか選択)は一部を除き英語ネイティヴ教員が教えています。また、海外の観光客やアメリカの留学生と共に日本文化を英語で考える科目群を提供しています。アメリカの留学生と本学の学生が交流するバディ制度であるトモダチ・プロジェクトも定期的に開催しています。
    英語を基礎から学び直したい人は、再入門クラスを履修することもできます。それぞれのレベルに応じた語学学習が可能です。

  • 国際学部では英語の他に、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝鮮語を学ぶことができ、それぞれの語学プログラムで活発な国際交流が行われています。

  • 本学では、TOEIC®や TOEFL®など、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝鮮語の技能検定試験等の級位や得点に応じた単位認定制度を設けています。
    また、語学検定試験料を補助する様々な制度があります。
    「語学検定試験料補助制度」では指定の語学検定試験を受け、大学指定の基準スコアを満たす、または指定の級に合格した学生に検定試験料全額を補助します。もし、基準に達しなかった場合でも、1,000円分の図書カードを支給します。
    「語学検定試験料補助制度 +Prep.」では大谷大学GLOBAL SQUAREが実施するGROUP LEARNING、または大学が提供するe-learning「Reallyenglish」を受講し、そのうえで語学検定試験を受験した方を対象に、検定試験の結果の如何に関わらず語学検定試験料を補助します。
    詳細は以下の大学Webサイトをご覧ください。
    https://www.otani.ac.jp/kouryu/nab3mq00000296kp.html

  • 本学では、留学制度を利用して学術交流協定校への留学や自分で選んだ海外の大学に留学をすることができます。この留学制度を利用した場合、本学学生の身分を有したままで、在学中に6か月もしくは1年間留学し、通常の修業年数(学部は4年)で卒業が可能です。
    留学費用の支援として、交換留学による海外学費の免除(一部除く)や「留学助成金」の支給があります。一定の条件を満たした場合、留学助成金特別増額制度も合わせて活用することができます。
    詳細は、以下の大学Webサイトをご覧ください。
    https://www.otani.ac.jp/kouryu/nab3mq000000u76a.html

  • GLOBAL SQUAREでは語学学習・国際交流に明確なモチベーションを持つ学生のための支援をしており、正課外の語学学習や留学生との交流の機会を設けています。
    また、2024年にリニューアルした総合研究室は、専門図書ごとにエリア分けがされています。すべてのエリアには各専門分野の任期制助教が常駐しており、卒業研究や普段の学習など、 様々な相談が行えます。また、個人での活動、グループでの活動それぞれが行えるよう多様な席が用意されています。学生はすべてのエリアを利用することができますので、学部・学科・専攻を活かしながら交流を行う場としてぜひご利用ください。
    詳細は、以下の大学Webサイトをご覧ください。
    https://www.otani.ac.jp/study_support/sfpjr7000001d4hm.html

  • 旅行会社、ホテル・旅館などの宿泊施設、観光・テーマパーク関連産業、伝統文化産業、鉄道・航空会社、商社、サービス・メーカー、公務員、大学院進学などが考えられます。