2026年3月に教育学部教育学科幼児教育コースを卒業し、この春からそれぞれ希望する市の幼稚園や保育所、こども園で働く予定の小畠彩花さんと菅原彩世さん。
大谷大学に進学した理由、学生生活を振り返って気づいた自分自身の成長や変化、就職活動に関するエピソードなどについて語っていただきました。
※このページに掲載されている内容は、取材当時(2025年12月)のものです。

大谷大学を選んだ理由は?

楽しさと実践が決め手に。大谷大学で描く保育士・幼稚園教諭への道

インタビューの様子(左:菅原さん、右:小畠さん)
インタビューの様子(左:菅原さん、右:小畠さん)

菅原さん:
オープンキャンパスに参加した際、幼児教育コースの模擬授業に参加しました。その授業がとても楽しかったことと、大学全体の雰囲気も良かったため「ここで学びたい」と思いました。また、大学が地下鉄北大路駅の真上にあるので、雨の日でもほとんど濡れずに教室に向かえる点も魅力的でした。他大学のオープンキャンパスにも参加しましたが、交通アクセスの良さは一番だと感じました。4年間通うことを考えると、通学しやすい環境は自分の中でとても大切なポイントでした。

さらに、第1学年から保育現場に行って学べる点も大きな決め手でした。早い段階から実践的な経験ができることは、とても魅力的だと感じました。オープンキャンパスは1~2回参加し、3大学ほど見学した中で、やはり早い段階から実践的な経験ができる点が魅力的だったので最終的に大谷大学に進学することを決めました。

保育士を目指したのは、高校卒業を控え、将来について考えたときでした。自分がどんな仕事をしているのか想像したとき、子どもと関わる仕事をしている姿が思い浮かび、保育士以外のイメージができませんでした。当時は「子どもと遊ぶ仕事」という軽いイメージで、ここまで大変な仕事だとは思っていませんでしたが「これが自分の進む道なのかな」と感じたことがきっかけです。

「ここに行きたい」と思えた一日——オープンキャンパスが決め手に

インタビューの様子(左:菅原さん、右:小畠さん)
インタビューの様子(左:菅原さん、右:小畠さん)

小畠さん:
私もオープンキャンパスが大谷大学への進学を決める大きなきっかけになりました。当時はまだ進学先を決めておらず、友人に誘われて参加しました。幼児教育コースの模擬授業に参加した際、雰囲気がとても良く「ここに行きたい」と直感的に感じました。

また「実践体験活動演習(幼)」(※)という授業が第1学年から始まる点にも強く惹かれました。実際の保育現場でたくさん経験を積みたいと考えていたため、早い段階から子どもと関わることができる環境はとても魅力的でした。オープンキャンパスは1回のみの参加でしたが、その場で進学を決めたので、他大学は見学しませんでした。

小さい頃から保育士になりたいと思っていました。通園していた園の先生がとても好きで「自分もこんな先生になりたい」と思ったことがきっかけでした。その先生はとても明るく、忙しい中でもすぐに子どもと遊んでくれました。その姿が強く印象に残っており、憧れの気持ちは今も変わらず続いています。

 ※実践体験活動演習(幼)…協力園(幼稚園・保育所・認定こども園等)での保育実践体験を通して、子ども理解や保育の意図・ねらいを学びます。授業での振り返りやエピソード記録を重ねながら、関連科目で得た知識と結び付け、観察の視点や保育の魅力を深めていきます。

大谷大学での4年間を振り返って、自分自身が成長した、変わったと感じることをお聞かせください。

子ども一人ひとりに向き合う力が身についた4年間

インタビューの様子(菅原さん)
インタビューの様子(菅原さん)

菅原さん:
4年間を通して成長したと感じるのは、子どもとの関わり方が上手くなったことと、状況判断力、そして計画性や準備力が身についたことです。実習や「実践体験活動演習(幼)」を重ねる中で、子ども一人ひとりの様子を丁寧に見取り、状況に応じた声かけや支援ができるようになりました。子どもの動きや活動の流れを見て「次に何が必要か」を考えたり、ほかの先生の動きを見て判断する力も養われたと感じています。子どもの命を預かる立場として、安全面への意識も強くなりました。

また、実習の最後には、朝から帰りの会まで一日担任を任される機会があり、何日も前から計画を立てて準備をしました。それまで部分的な実習では前日準備で足りると思っていましたが、それでは不十分だと気づき、計画性と準備力の大切さを実感しました。

子どもとの関わり方についても大きく変わりました。最初は先生の対応を見て真似るところから始まりましたが、声かけの引き出しが増え「この子にはこの関わり方が合う」と考えながら関わることができるようになりました。必ずしも声をかけ続けるのが良いわけではなく、あえて見守る方が良い場合もあると知り、実習の中で関わり方に幅が出てきたと感じています。

実習中に大変だったのは、子どもたちから実習生として見られ、なかなか「先生」として受け入れてもらえなかったことです。子どもたちが騒いでいる場面で自分が注意しても子どもたちが落ち着かず、担任の先生が注意すると落ち着く場面もあり、悔しさや戸惑いを感じました。特に3歳児クラスの実習では、子どもたちがまだ園生活に慣れていない時期だったこともあり、対応の難しさを強く感じましたが、その経験も今の学びにつながっています。

一歩前に出る経験が、自信につながった4年間

オペレッタでの集合写真
オペレッタでの集合写真

小畠さん:
私が成長したと感じるのは、積極性と自主性です。入学当初は、自分から意見を言ったり行動したりすることがあまり得意ではありませんでしたが、実習や授業を通して少しずつ変わっていきました。

特に印象に残っているのが、オペレッタ(音楽劇)の取り組みです。クラス全員で劇をつくり、何度も発表する機会がありました。先生方から演技や道具づくりの指導を受けながら、みんなの前に立つ経験を重ねたことで、積極性が自然と身についたと感じています。もともとは前に出るよりも後ろで支えるタイプでしたが、人前に立つことへの抵抗が少なくなりました。

自主性については、実習を通して特に成長を感じました。待っているだけでは何も進まないため、自分から質問したり、頼まれたことに対して自分なりに考えて行動したりするようになりました。4年間を通して、主体的に動く姿勢が身についたと感じています。

オペレッタや実習での経験を通して、人前に立つことや子どもたちの前で話すことにも慣れました。笑顔で、子どもに合わせて話すことが自然にできるようになり、実習中も過度に緊張せずに関わることができるようになったことは大きな成長だと思います。友人と励まし合いながら取り組んだことも、支えになりました。

お二人はそれぞれ公務員試験(保育士・幼稚園教諭)に合格されましたが、どのように就職活動に取り組まれていましたか?

早期準備と継続が力に——市立の園を目指した就職活動

証明写真撮影会の合間に、友人と撮影した一枚
証明写真撮影会の合間に、友人と撮影した一枚

菅原さん:
公務員として公立の幼稚園や保育所、こども園で働こうという意思は、結構前から固まっていました。そのため、まずキャリアセンターに相談に行きましたが、当時はまだ受験期間が公表されていない時期でした。試験日程が分からない中で、何から始めればよいのかを相談していたところ「まずは公務員試験に向けた勉強を始めることが大事」とアドバイスをいただきました。 私は通学時間が片道1時間ほどあったので、その時間を勉強に充てるため、スマホを見るのをやめるよう提案されました。実際にやってみて、本当にやめてよかったと感じています。一つできるようになると「次はこれをやってみよう」と段階的に取り組めるようになりました。

キャリアセンターは、これまで多くの先輩を見ているので「これはやっておいた方がいい」といったアドバイスも的確で、それを実行しました。また、公務員を目指す友人も何人かいたので、空きコマの時間に図書館で一緒に勉強をしました。一人では続かない勉強も、仲間がいることで「自分も頑張らないと」と思え、一緒に就職活動と勉強を乗り越えることができました。

採用試験は、筆記試験(1次)と面接・実技(2次)試験がありました。面接練習はキャリアセンターのアドバイザーに何度も見ていただき、小論文の内容や書き方についても細かくアドバイスをもらいました。また、地元の新卒応援ハローワークでも面接練習を行いました。 実技については、ゼミの先生やピアノを専門分野とする先生にも指導していただき、演奏を録音して繰り返し練習しました。多くの先生方に支えていただいたことが、合格につながったと感じています。

迷いを経て見つけた進路——公務員(保育士・幼稚園教諭)として働く

インタビューの様子(左:菅原さん、右:小畠さん)
インタビューの様子(左:菅原さん、右:小畠さん)

小畠さん:
就職先について悩んだ時期もありましたが、地域との関わりを大切にしたいという自分の思いを考えた結果、市が運営する保育施設で働く公務員という選択肢に魅力を感じるようになりました。

公務員を目指すと決めたものの、SPIや教養試験など、想像以上に本格的な勉強が必要だと知り、キャリアセンターで「早めに勉強を始めた方がいい」とアドバイスを受けました。第3学年の10月頃から少しずつ勉強を始め、面接練習も週1回、毎週火曜日にアドバイザーと行ってきました。

第4学年になり、第1志望の採用試験が思っていた以上に早く、実習の翌日に試験を迎えるなど、精神的にもかなり追い込まれました。周囲にはすでに内定をもらっている友人もいて、不安や焦りを感じることも多かったです。それでも、キャリアセンターが定期的に声をかけてくださり「大丈夫」と励ましてくれたことが、大きな支えになりました。 採用試験は3次試験まであり、長期戦でしたが、大学で友人と顔を合わせることで気持ちが楽になり、前向きに取り組むことができました。一人で抱え込まず、周囲の支えがあったからこそ、就職活動を最後まで乗り越えられたと感じています。

保育士・幼稚園教諭をめざす高校生に向けて、メッセージをお願いします。

先生と友人に支えられながら歩む、保育者・教育者への道

インタビューの様子(左:菅原さん、右:小畠さん)
インタビューの様子(左:菅原さん、右:小畠さん)

菅原さん:
実習ではしんどいこともたくさんありますが、それでもやはり子どもたちは可愛くて、やりがいのある仕事だと感じています。実習を通して考えることも多くありますが、少しでも「頑張れそう」と思えるなら、ぜひ目指してほしいです。 本当にやりがいを感じられる瞬間がありますし、楽しいこともたくさんあって、決して辛いことばかりではないと思います。最初は大変でも、まずは頑張って、くらいつく気持ちで目指してほしいです。

大学では友人もできますし、困ったことがあれば相談して助けてもらえます。不安なことがあっても、先生方がしっかりサポートしてくれます。周りに頼りながら、楽しい学生生活を送ってほしいなと思います。

小畠さん:
子どもと関わる仕事なので、子どもたちから元気をもらえることも多く、自分なりの保育を実践できる点にやりがいを感じています。 大谷大学は先生との距離が近く、気軽に相談しやすい環境があります。また、実践経験を積む機会も多く、将来、保育現場で働く際に活かせる力をたくさん身につけられると思います。

友人もみんなフレンドリーで、楽しい雰囲気の中で学べるので、大谷大学なら充実した4年間を過ごせるのではないかなと思います。

  • 図画工作で作成した作品
    図画工作で作成した作品
  • 休み時間は賀茂川まで友人と散歩
    休み時間は賀茂川まで友人と散歩

PROFILEプロフィール

  • 小畠 彩花

    教育学部教育学科幼児教育コース 第4学年

    こばたけ あやか
    京都府立亀岡高等学校 卒業
    2022年4月 大谷大学教育学部教育学科幼児教育コース 入学
    2026年3月 大谷大学教育学部教育学科幼児教育コース 卒業予定
    2026年4月 茨木市職員 採用

  • 菅原 彩世

    教育学部教育学科幼児教育コース 第4学年

    すがはら さよ
    滋賀県・近江兄弟社高校 卒業
    2022年4月 大谷大学教育学部教育学科幼児教育コース 入学
    2026年3月 大谷大学教育学部教育学科幼児教育コース 卒業予定
    2026年4月 野洲市職員 採用