文学部真宗学科を2000年度に卒業された上寺恵美さんに、在学中に学んだこと等について語っていただきました。
※このページに掲載されている内容は、取材当時(2025年1月)のものです。

日曜学校での交流活動
日曜学校での交流活動

子どもたちと関わる仕事をしています。大谷大学卒業後には、ワーキングホリデーの制度を利用してオーストラリアとニュージーランドの教育現場で働き、帰国後は、公立の小学校で外国語活動の指導者として勤務していました。海外生活では、人間というものは、国籍や言葉は違えども感じるものは同じなのだということを実体験として学びました。
大学では真宗学科に在籍していましたが、当時の私は何のために真宗を学んでいるのかがよくわからなかったのが正直なところです。しかし、人間学という授業で【自分を学ぶ】ということに出会いました。その中で、問いや悩みを抱えながら生きていく姿勢を知りました。現在も、その学びに支えられています。生活のなかで繰り返される喜びや悲しみの中で、真宗によって気づかされること、教えられることを大事にしたいと思っています。
決して焦らず、たくさん迷って、悩んでください。大谷大学での学びは、ずっとあたたかく寄り添ってくれます。

PROFILEプロフィール

  • 上寺 恵美(かみでら めぐみ)

    文学部真宗学科 2000年度卒業