井上 和久 教授 INOUE Kazuhisa
- 専門分野
- 【特別支援教育】
博士(学校教育学)
【研究領域・テーマ】
障害のある子どもの早期発見・早期支援/早期からの支援の継続方法/学校等における支援システム
研究内容
障害のある子どもと障害のない子どもが共に学ぶインクルーシブ教育システム構築のための、早期からの支援方法と支援継続のための地域や学校等でのシステムの研究を行っています。具体的には、保育所・幼稚園・小中学校の先生を対象にした「幼児期から学齢期までの支援継続のためのガイドブック」「中学校から高等学校への支援継続のためのガイドライン」の作成、「特別支援学校のセンター的機能と関係機関が連携した早期からの支援システム」の提案などを行っています。
ゼミ紹介
井上ゼミでは、子どもの発達や障がい、保育所・幼稚園・小中学校、高等学校、特別支援学校等での特別な配慮・支援が必要な子どもへの指導・支援の方法、地域での支援の在り方、保護者支援の在り方などについて幅広く学びます。また、文献研究、調査、事例研究などの先行研究を通して研究の方法を学びます。子どもの発達や個性・特性の理解とその子にあった保育・教育とは何なのか?一緒に見つけましょう。
主な担当授業科目
特別支援教育概論/障害児の教育/特別支援教育実践論/小学校教育学演習
所属学会
日本特殊教育学会/日本発達障害学会/日本LD学会/日本小児保健学会/日本言語聴覚士協会
経歴・活動歴
1961年兵庫県生まれ。大谷大学文学部卒業。兵庫教育大大学院学校教育研究科修士課程終了。兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(学校教育学)。兵庫県立高等学校、兵庫県教育委員会、兵庫県立特別支援学校、大和大学教育学部准教授を経て、2018年に大谷大学文学部着任。
2014年 大和大学教育学部准教授。2015年 京都教育大学非常勤講師 現在に至る。2018年 大谷大学文学部准教授、2022年 大谷大学教育学部教授 現在に至る。
主要著書・論文
共著
- 「特別支援教育を推進するためのサポートブック 実践から学ぶ」
- 「特別支援学校のセンター的機能 全国の特色ある30校の実践事例集」
- 「障害児の保育・福祉と特別支援教育」ミネルヴァ書房
- 「小・中学校の教師のための特別支援教育入門」ミネルヴァ書房
論文
- 「特別支援学校、保健、福祉機関が連携した乳幼児期から就学前の子どもの支援システム構築の取組」
- 「特別支援学校と関係機関が連携した要支援の子どもの早期からの地域支援モデルの研究」
- 「特別な支援が必要な生徒への中学校から高等学校への支援継続の方法に関する一考察-ガイドライン作成と普及への取組を通して-」
- 「小学校知的障害特別支援学級の教育課程編成の調査研究-各教科等を合わせた指導の時間割への位置づけとその効果から-」