文学部仏教学科を2023年度に卒業された土田雅之さんに、在学中に学んだこと等について語っていただきました。
※このページに掲載されている内容は、取材当時(2024年8月)のものです。
 取材当時、大谷大学大学院人文学研究科仏教学専攻修士課程に在籍

総合研究室で研究を深める
総合研究室で研究を深める

大谷大学を志望した動機は、オープンキャンパスで訪れた際に、スタッフの学生さんの雰囲気が落ち着いた印象で、自分に合っていると感じたからです。さらに、キャンパスが広すぎなかったこと、地下鉄のみで通え、駅からもすぐという交通の利便性から入学を決めました。
文学部仏教学科卒業後は大学院修士課程仏教学専攻へ進学し、現在は研究でサンスクリットとチベット語のテキストを使用するため、その語学の勉強に力を入れて取り組んでいます。印象的な授業としては、インド文化研修が挙げられます。実際に釈尊が訪れた場所に自分も訪れるという経験は、とても良かったと思っています。文献に登場する場所に実際に行くことで、読むだけでは実感できないスケールや風を、身をもって体験できたことは非常に大きな経験だったと感じています。
大谷大学では「キャリアのみではない学び」や「何か社会に役に立つか否か」といった学問とは異なる学びを大きなテーマにしていると感じており、それが「人間学」や「問い続ける」に現れていると感じています。また、そういった問いは、学問をする者として切っても切れないものだと考えており、自分にとっても永遠のテーマとも言えます。結果的にではありますが、本学へ入学して良かったと感じています。

PROFILEプロフィール

  • 土田 雅之(つちだ まさゆき)

    文学部仏教学科 2023年度卒業