受験生の方へ

公募制推薦入試[専願制]入学前教育プログラム

入学前教育プログラムで「探究基礎演習」を受講し単位認定

2024年度から新設した公募制推薦入試[専願制]は、高校と大学の学びを“接続”するためにデザインされた入学試験制度です。どの分野に進学・就職しても必要となる文章表現の力を重視し、試験科目に「小論文」を課しています。また、本学で学ぶ強い意志を評価して専願制とし、合格者には入学前教育プログラムの受講を必須としています。

この制度での入学前教育プログラムでは、合格者全員が入学前に大学の授業である「探究基礎演習」を受講し、大谷大学の理念と大学での学びの基礎を経験することにより、高校教育から大学教育へのスムーズな接続を目指しています。学習の方法は、オンライン学習と1泊2日のフィールドワーク(本学セミナーハウスに宿泊)です。

プログラムは大学の学びの基礎である「問いを立てる」をテーマに学習を進めます。このプログラムを修了することにより、入学後の前期末に卒業単位2単位が認定される予定です。以下に授業計画と概要をお知らせします。

【探究基礎演習】授業内容

オリエンテーション・講義動画配信(Web)

  • 第1回目の授業は、定められた日時にWebを使い、リアルタイムで行います。これから3月末まで行われる入学前プログラムのオリエンテーションと、出席者の自己紹介、講義と少人数でのグループディスカッションを予定しています。

  • 第2回~第6回の授業は、Webによるオンデマンド方式で学習します。受講生へは講義の動画(30分程度)が配信され、指定された期日までに視聴して学習します。視聴後は各講義ごとにワークシートを作成して提出が必要です。

比叡山フィールドワーク

  • 第7回から第11回の授業では、大谷大学湖西キャンパスセミナーハウスを拠点にして比叡山延暦寺でのフィールドワークを行います。集合は大谷大学(京都市北区小山上総町)です。正門に集合し、スクールバスにて出発します。

  • 大谷大学湖西キャンパスは、烏丸北大路の本部キャンパスからバスで約50分です。滋賀県大津市雄琴の琵琶湖沿いにあります。宿泊研修のできるセミナーハウスとグラウンドを設置しています。

  • 比叡山延暦寺に移動してフィールドワークを開始します。比叡山延暦寺では、それぞれが設定したテーマについて考えながら各地を巡ります。

  • 比叡山には多くの塔頭があります。教員からの説明を受けながら諸堂を拝観します。

セミナーハウスでグループワーク

  • 第12回の授業は、湖西キャンパスセミナーハウスに戻り、グループワークを行います。フィールドワークで持ち帰った情報をディスカッションしてまとめます。

  • 第13回~16回の授業は、グループで発表の準備をして、まとめた内容をプレゼンテーションします。 これで入学前教育プログラムは終了です。4月からの大学生活を楽しみにしていてください。