2021年8月29日オープンキャンパス・大谷大学新聞社レポート


夏の終わりが近づく中、8月29日(日)今年最後のオープンキャンパス(以下OC)が開催された。コロナ禍で不安な状況ではあるが、ソーシャルディスタンス等の感染症対策徹底した中で行われた。大谷大学新聞社も最後まで気を抜かず、自身の進路と向き合う高校生や、学生スタッフ達に取材をし、希望や魅力について語っていただいた。
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SDG’sについて考える

K214教室では12時10分から教育学部教育学科初等コースの模擬授業が谷哲弥講師によって行われた。初めに大谷大学の教育学部教育学科初等コースではどのような学生を求め、教育者の育成を目指しているのかが説明された。
その後に行われた模擬授業では近年注目を集めているSDG’sについて話された。小学校の教科書にも掲載されている事柄だそうで、理解を深め、それに対して自分の考えをもって欲しいと語っていた。
平尾 友音(社会学部現代社会学科 第2学年/香川県・大手前高松高校卒業)
大谷大学で海外を味わおう

GLOBAL SQUARE(語学学習支援室、以下GS)は、慶聞館1階にあり、主に留学や語学学習、外国人留学生との交流に興味を持つ学生達をサポートしている施設である。
施設内は海外映画のDVDやGSアシスタントによる海外の魅力を発信する展示、語学学習に必要な参考書や洋書などで彩られていた。GSでは留学の相談や語学学習のための参考書の貸し出し等も行っている。また外国語の勉強会や、留学生との交流イベントなども開催しており、海外に興味がある学生には打って付けの場所である。

そんなGSで学生アシスタントとして活動する三人にお話をうかがうことが出来た。
元々海外や留学に興味があった方や、入学してから興味を持った方など、GSアシスタントになったきっかけは様々であった。また、GSアシスタントとして活動していくうちに、消極的だった性格が、どんどん自分から行動が起こせるようになり自信がついたと語ってくれたGSアシスタントの方もいた。
語学を学ぶ勉強会などのイベントをGSアシスタントが主催することがあるそうだ。1つの企画につき3ヶ月もの期間をかけることがあるそうで、大変な時もあるという。しかし、GSスタッフや教職員と1つの企画を作り上げることが良い経験になり非常に楽しいと笑顔で話してくれた。
最後にGSにまだ訪れたことがない学生や高校生に向けて話してくれた。GSアシスタントはクラブ、サークル活動とは違った体験や、人との繋がりができる。また、履修する言語、興味がある国以外についても学ぶ機会が増え、視野が広がることによって、学生生活がより充実したものになるので、ぜひ、学部学科問わず、GSへ足を運んで欲しいとのことであった。
三人は終始楽しそうに話しており、GSアシスタントの活動にやりがいがあるように感じ取れた。大谷大学新聞社は、これからのGSアシスタントの活躍を期待している。
宗圓 麻由(文学部哲学科 第3学年/京都府・京都翔英高校卒業)
OC学生スタッフのやりがい

はじめに、学生スタッフをはじめたきっかけについてうかがった。友人からの誘いや、実際にOCで活躍するスタッフを見て楽しそうだと思ったから、と話してくれた。
次に学生スタッフをやっていて良かったと思う点について聞いてみた。一人は、学部学科は違うが、学生スタッフという共通点から友人が増えたことだという。また、教員を目指しているという学生スタッフの方は、高校生と関わる経験ができる点が良いと語ってくれた。大学の魅力に改めて気づき、そして伝えることができる点がやりがいになっているそうだ。
最後に学生スタッフに興味のある方へのメッセージをいただいた。「活動には大変なこともあるが、たくさんの人と関わることができ、自分が成長するきっかけに繋がる。成長したい人や新しいことをはじめたい人は、ぜひ挑戦してほしい。コミュニケーションをとることが苦手だとしても、先輩たちと活動していくうちに、活躍できるようになる。」とても楽しそうに笑顔で2人は話してくれた。
スタッフ歴は違う2人であるが、それぞれOC学生スタッフへの思いが伝わってくるインタビューとなった。学生生活をより豊かにしたいと考えている高校生や学生は、OC学生スタッフを始めてみるのはいかがだろうか。
編集後記
今回をもって今年のOCは終了した。新型コロナウィルスの拡大で不安な時期ではあったが、無事に終えることができ、嬉しく思う。またこのOCが参加してくれた方々の、進路選びに役立つことを願っている。
次回からは入試対策イベントとなるが、新聞社の名に恥じぬよう気を引き締めて活動を行なっていこうと考えている。