受験生の方へ

2021年7月11日オープンキャンパス・大谷大学新聞社レポート

 大谷大学新聞社からオープンキャンパスの取材記事が届きました!ぜひご覧ください。
梅雨きたるも、快晴のOC!(大谷大学新聞社 7月11日オープンキャンパス・レポート)
大谷大学新聞社 取材中の様子

連日雨が続く中、7月11日(日)今年度2回目のオープンキャンパスが(以下OC)が開催された。模擬授業、小論文対策講座、学生イベントなど、興味深い内容が目白押しであった。
また天候に恵まれ、晴れ間の見えるOCとなった。
大谷大学新聞社は、参加してくれた高校生たちに取材を行い、夢や希望について話を伺うことができた。

アニメから中国語を学ぶ

国際学部説明会の写真
国際学部説明会の写真

慶聞館1階K101教室では、今年度からスタートした国際学部の学部説明と模擬授業が行われた。学部説明では国際学部長の藤田義孝教授が、国際文化学科の授業内容や、第2学年次に行うコース選択について説明された。第1学年次の科目である「国際文化概論」、「国際言語概論」は複数名の教員がリレー形式で行う講義で、大変興味深いものである。
また後期から、航空・旅行業界のスペシャリスト(JAL・JTB)による「グローカル・キャリア論」という授業がはじまり、ますます目が離せない。
さらに、AO入試について、アドミッション・ポリシー(AP)や試験内容の説明もされた。

国際学部模擬授業の写真
国際学部模擬授業の写真

学部説明後、「アニメから中国語を学ぼう」というテーマで、李青教授による模擬授業が行われた。
中国語と日本語の漢字の違いをはじめ、中国語で使用されている簡体字という字体体系がどういうものか、参加された方にわかりやすく説明された。また、ピンインと呼ばれる発音表記についても紹介がなされた。実際に中国のアニメや歌を用いて、具体的な発音を知ることができ、参加されたみなさんは熱心に耳を傾けていた。
最後に、中国語での数字の数え方が紹介され、参加された皆さんも実際に発音されていた。

池上さんの写真
池上さんの写真

模擬授業終了後、伊那西高等学校3年生の池上遼海さんにお話を伺うことができた。
英語が好きで国際文化学科に興味を持ち、今回のOCに参加してくれたと話してくれた。中国語を学ぶことは初めてだそうで、今回の模擬授業が興味深かったと教えてくれた。大学入学後は英語圏の国に留学し、様々な文化を持つ友だちを作りたいと考えているみたいだ。将来は、中学時代の英語の先生に対する憧れから、英語教師になりたいと語ってくれた。
彼女が大学に進学する頃には、海外へと自由に羽ばたけるような状態になっていることを願う。希望に合った進路を選び、大学生活を満喫してたくさんの思い出を作ってくれることを楽しみにしている。

取材担当
宗圓 麻由(文学部哲学科 第3学年/京都府・京都翔英高校卒業)

社会学部での学び

学部説明会の様子
学部説明会の様子

慶聞館1階K102教室で、はじめに社会学部長の野村明宏教授より学部説明が行われた。その後、模擬授業が、現代社会学科では野村教授より、コミュニティデザイン学科では酒井恵光准教授より行われた。

現代社会学科の模擬授業の様子
現代社会学科の模擬授業の様子

はじめの学部説明では、野村教授より社会学部の説明がなされ、教育目標や各学科での学びについて話された。
現代社会学科の模擬授業は「犯罪・非行はなぜなくならないのか?−−社会学から考える」というテーマで行われた。反社会的である犯罪・非行がある意味ではとても社会的行為であると言われている。その理由について、犯罪の原因となる要因をいくつか例に、解説がなされた。

コミュニティデザイン学科の模擬授業の様子
コミュニティデザイン学科の模擬授業の様子

コミュニティデザイン学科の模擬授業では、「情報技術から考える社会システム」というテーマで行われた。情報技術と社会システムからどのようなサービスが生まれたのか、Uber Eatsなどを例に挙げて高校生がイメージしやすいように説明されていた。また、地域課題への取り組み方として、情報技術を活用したデザイン設計についても紹介された。
さらに、2022年4月開設予定の情報メディアコースでの学びについての紹介や、映像や動画、アプリケーションソフトの制作といったゼミでの取り組みについても話された。

取材担当
木村 匠(文学部哲学科 第4学年/京都府・城陽高校卒業)

真宗学とは

真宗学科模擬授業の写真
真宗学科模擬授業の写真

慶聞館2階K211教室にて、文学部真宗学科の模擬授業がマイケル・コンウェイ准教授によって行われた。
はじめに、AO入試とアドミッション・ポリシー(AP)の説明が行われ、学科の求める学生像、意欲や適性を重視した入試であると説明された。
次に真宗学での「迷い」とは、状況に振り回される事であると述べられた。状況に振り回されないよう、拠り所をどう見つけるかが重要であると語られ、どういう目標を設定し、どんな生活に身を置くべきかを明らかにするのが真宗学であると述べられた。「真宗」ということばへの英訳についても話され、「真」がtrue、「宗」がcenterpieceという意味があると語られた。
参加された皆さん、メモを取るなどじっくりと話を聞いておられた。

取材担当
吉村 和滋(文学部哲学科 第3学年/大阪府・北かわち皐が丘高校卒業)

編集後記

今年度2回目となったOCは、梅雨の中、天気に恵まれ、感染症対策を取りながらも、多くの方にお越しいただいた。自分が行きたい大学を吟味し、自分自身にあった進路が見つかることを願う。
次回のOCは8月7・8日に行われる。本学に少しでも興味のある方は、ぜひお越しください。

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