先輩職員の声
教育研究支援部 教育研究支援課(2023年入職)
これからの大学職員に必要なのは「問いを立てて考える」力。発想豊かな仲間と、この大学の未来を創りたい。
── 「人」を育てる理念へ共感。ネクストキャリアを築く場所としてこの大学を選んだ理由。
私は、教育研究支援部教育研究支援課で、主に社会連携に関わる事業を担当しています。いわば大学と社会を繋ぐ役割です。一般の方向けの生涯学習講座やリカレント講座では、講座の企画から担当教員をはじめとする関係者間の調整や当日の運営まで一貫して携わります。また、地域課題に取り組む学生主体のプロジェクトでは、その立ち上げから活動支援を行っています。時にはプロジェクトの現場に足を運び、学生が子育て支援活動を行ったり、コミュニティ食堂で活動したりする様子を取材して記事を作成することもあります。企画も、広報も、運営も、幅広い業務を担うことができるのが、この仕事の面白さです。
私はこれまで、二つの大学で職員として働いてきましたが、関西へ移り住むことになり、「大学のまち京都」で働きたいと考えていました。その数ある京都の大学の中で、大谷大学に惹かれた理由は大きく二つ。ひとつは、学生一人ひとりを尊重し「人物」を育てるという理念。もうひとつは、教職員と学生の距離が近いという、大谷大学ならではの規模感です。大規模な大学での勤務も経験しましたが、「大谷大学だったら、学生や教職員とのコミュニケーションを大切にしながら、より主体的に裁量を持って働けるのではないか」と感じたことが、決め手になりました。
── 入職直後に任されたゼロからのプロジェクト立ち上げの経験が、大谷大学キャリアの好スタートに。
入職直後に担当した「大谷大学生チャレンジ企画 地域に寄りそうプロジェクト(通称:ちいプロ)」の立ち上げは、特に印象に残っている仕事のひとつです。このプロジェクトは、大学の第2次中長期プラン「グランドビジョン130(2022~2031)」に掲げられてはいたものの、具体的な内容はゼロの状態からのスタートでした。まずは他大学の事例研究から始め、上司や同僚、地域連携アドバイザーや先生方と何度も議論を重ねながら、補助金の規模や活動の目的、定義などを一つひとつ固めていき、まさに「叩き台を叩きまくって」創り上げました。「地域に寄りそう」と「(学生の)チャレンジプロジェクト」というキーワードを組み合わせたこのネーミングは、SNSでの広報でハッシュタグを付けて発信しやすいよう考えて「ちいプロ」と、親しみを込めて呼んでいます。
「ちいプロ」の活動に参加した学生たちが、自分たちの企画を実現し、「大変だったけれどやってよかった」「学びになった」と笑顔で報告に来てくれたときは、嬉しかったです。正直、様々な困難もあり、プロジェクトの実現には苦労しましたが、企画段階から相談に乗っていた学生の成長を間近に感じることができ、担当として携われて良かったです。この経験は、その後の私の大谷大学職員としてのキャリアに、少なからず良い影響を与えてくれていると思います。また、生涯学習講座でも、広報の方法を工夫したことで受講者が増えたり、担当してくださった先生方に「学生とは異なる視点から質問をしてもらえて自分にとってもよい勉強になった」と言っていただけたりすると、大きなやりがいを感じます。
── 一人ひとりをチーム全員で支え、挑戦する背中を押してくれる場所。
若手職員でも、新入職員でも、中途採用の職員でも、「こうしたらどうですか?」と提案するとみんなが一緒に考えてくれる、この温かく風通しの良い雰囲気は、この大学の好きなところのひとつです。また、この職場には「チームでやる」風土が根付いており、それを強く実感した印象的なエピソードがあります。以前、私が担当した業務で、印刷後の2,000部以上のパンフレットに表記間違いが発覚するという、大きなミスをしてしまいました。厳しく叱責されてもおかしくない状況でしたが、部長をはじめ部署の皆さんは誰も私を責めず、部署総動員で修正シールを一緒に貼ってくれたんです。たった数時間で全てのリカバリーが終わったとき、このチームワークと温かさに救われました。その後、上司とパンフレット制作の際のチェック体制を見直し、再発防止のために話し合いを行いました。こういった体制があるからこそ、新しいことや難しいことにも安心して挑戦できるのだと思います。
以前は大学職員というと、正確に業務を行う力が重視されていましたが、今は企画力がより重要になっていると感じます。AIにアイデア出しを手伝ってもらうことはできても、物事の本質を捉えて「何をすべきか」という問いを立てるのは、私たち人間にしかできません。その問いに対して、発想を豊かに、様々な情報やデータを結びつけ、創造的に物事を考えることが大学職員には求められていると思います。学生に、地域社会に、「大谷大学があってよかった」と思ってもらえる大学を、共に創っていきたいと考えています。
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