先輩職員の声
学生支援部 教務課(2022年入職)
大谷大学で学んだ、「他者を尊重する」ということ。これを体現する大学を創りたい。
── 「大谷大学で働きたい」心の底から湧き上がった強い気持ちと共に始まったキャリア。
私自身が大谷大学の卒業生で、大学院修士課程修了までの6年間在籍しました。実は、修士課程第2学年の5月頃まで、社会人として働くビジョンが全く持てず、就職活動も情報収集もしていませんでした。そんな時、友人から「大谷大学の職員の募集があるよ」と教えてもらい、その瞬間から「大谷大学で働きたい!」という気持ちが、不思議なほど自然と湧き上がってきたのです。採用説明会にも参加していなかったので、友人に内容を聞き、締め切り直前に慌ててエントリーしたのを覚えています。自分でも「こんなに母校に思い入れがあったのか」と驚きましたが、思い返せば、この大学で出会った友人や先生方、職員の方々、卒業生まで、たくさんの人に育ててもらったという実感があり、そんな学びの場を作れる一員となれたら、という気持ちが、私をここまで動かしたのだと思います。職員となった今は、「どうすれば学生がより良い学びができるか」「有意義な学生生活を送れるか」を考えながら働く、それ自体がやりがいになっています。
現在は、学生支援部教務課で学生の学びの環境を整える仕事をしています。例えば、第1学年全員が受講する必修科目「学びの発見」の運営サポートでは、担当の先生方と意見交換をしながら、より良い授業になるよう調整を重ねます。他にも、学生が日々利用するポータルサイトのシステム担当や、授業で使う機材の管理など、幅広い業務を担っています。学生への窓口対応も重要な仕事のひとつ。学期の始めなどは、学生が絶え間なく履修相談に訪れるため、1日中話しっぱなしで、予定していた業務が全く進まないという日もあります。一見するとそれぞれ違う仕事に見えますが、すべてが学生の学びに繋がっている、大切な仕事だと感じています。
── 学生の成長を願い、共に考え、伴走する。卒業生だからこそ実感する、この仕事の喜びと奥深さ。
私自身が在学時に取得した資格課程の担当もしています。同じ資格取得を目指す学生の対応をしていると、昔の自分を見ているようで面白いです。彼らが大学生活を送る中でだんだんと真剣な眼差しに変わり、成長していく姿を間近で見守り、支援できることに、卒業生として一層大きな喜びを感じます。また、学生から学ぶことも多く、学内アルバイトをしている大学院生から「もっとこうすれば良くなるのでは」と建設的な意見をもらうこともあります。学生もまた、大学を創る大切な一員なのだと実感する日々です。
また、学生一人ひとりに敬意を持って接することを大切にしています。以前、ある上司から「学生と職員、立場は違えども、相手はひとりの人間だから」という言葉をかけてもらい、ハッとした経験があります。私はつい「相手は学生だから」という目線で見てしまいがちですが、そのような目線では、ときに高圧的、あるいは粗雑な対応となりかねません。特に、多くの学生とかかわる窓口の対応は非常に重要です。たとえ忙しくても、一人ひとりに対して真摯に、かつ丁寧に接することを心掛けています。学生が安心して相談できる場を作り、提供することが、結果として学生の自立や成長にも繋がると信じています。
── 業務の先に存在するすべての人を見据え、よりよい環境を広げていきたい。
職場では、皆がコミュニケーションを大切にしており、業務の相談はもちろん、何気ない雑談も活発です。いわゆる「コミュ力」に自信がない私も、職場の皆さんが作り出す柔らかく温かい雰囲気にいつも助けられ、安心して業務に取り組めています。自分もそんな職場をつくるひとりでありたいと日々感じさせられます。大学職員の仕事は、教員との協働、部署間の連携が不可欠なので、こうした信頼関係が本当に大切だと思います。
私自身が学生時代にこの大学で学んだ最も大切なことのひとつは、「どのような他者も尊重すべき存在である」ということです。誰に対しても、まずひとりの人間として敬意を持って接する。その大切さと難しさを学びました。
大学の業務は、たとえ直接的でなくても、その先には学生や教職員、地域社会の方々など、多くの人々が対象として存在します。どのような業務であれ、私はそこに思いを巡らせることを心掛けています。もちろん簡単なことではありませんが、この姿勢は巡りめぐって職場を、大学を、ひいては社会をより良いものにしていくと信じています。これからも、他者を尊重しようとする気持ちを大切に、これを体現できるような人物でありたいと願うとともに、大谷大学がその精神を大切にし続ける場であるよう力を尽くしたいです。
ある1日のスケジュール
根っからのインドア派なので、休日は家で映画を観たり、ゲームをしたりして過ごすことが多いです。最近は、新しくかぎ針編みを始めました。無心で手を動かし、少しずつ形になっていく過程が楽しく、良い息抜きになっています。

