Students'Voices
学生インタビュー2025年度#02

更新日:2025年11月17日

杉本 にじかさん

語学で自分の殻を破る。変化や成長を実感する充実した日々

国際学部 国際文化学科 第3学年

杉本 にじか さん

「高校時代までの私は人見知りで、初対面の人とすぐに打ち解けるのは苦手でした。そんな自分を変えたいと思ったことも、国際文化学科を選んだ理由の1つです」と話す国際文化学科 3年の杉本にじかさん。
大谷大学での学びや、さまざまな国籍の人たちとの交流を経て、彼女が今感じている自分自身の成長とは?

※記事に記載している情報は、取材当時(2025年9月)のものです。

Students'Voices
学生インタビュー2025年度#02

更新日:2025年11月17日

国際学部
国際文化学科 第3学年

杉本 にじか さん

語学で自分の殻を破る。変化や成長を実感する充実した日々

「高校時代までの私は人見知りで、初対面の人とすぐに打ち解けるのは苦手でした。そんな自分を変えたいと思ったことも、国際文化学科を選んだ理由の1つです」と話す国際文化学科 3年の杉本にじかさん。
大谷大学での学びや、さまざまな国籍の人たちとの交流を経て、彼女が今感じている自分自身の成長とは?

※記事に記載している情報は、取材当時(2025年9月)のものです。

カフェで過ごす様子
留学生との交流
留学生との交流

英語とコミュニケーションを
一体的に学べるところに惹かれて

私が大谷大学の国際文化学科を選んだのは「英語とコミュニケーションを一体的に学びたい」という理由からです。幼い頃から人と話すのが好きなのに、人見知りしてしまう性格でした。そういう自分を変えたい、いろいろな国や地域の人と英語で会話ができたら格好いいなと思ったんです。
とはいえ、中学・高校時代の英語の成績は芳しくなく、入学後に勉強についていけるか不安でした。でも、私が履修している英語関係の授業は、英語を「知る」以上に「使う」ことに重点をおいていて、楽しく語学力のレベルアップを図ることができます。例えば世界各国の歴史、文化、価値観を学び、自分の考えを英語で発表したり、友だちとディスカッションしたり、また、留学生と交流する機会もあります。もちろん、文法や語彙力などの基礎を徹底的に鍛える授業も必修科目で用意されていますが、知識はアウトプットすることによって磨かれていくという考え方がベースにあるんです。だからコミュニケーション力や表現力が自然と培われていきました。

特に印象に残っている授業は、2年生のときに履修した「English Workshop」です。これは、京都市内の観光地で外国人の方々に英語でインタビューするフィールドワーク型の授業で、私は金閣寺に出向き、5人に日本の交通機関についてインタビューを行いました。また、嵐山でも同様の活動を行いました。まさか私が、初対面の外国人の方に「Excuse me」と話しかけて、会話を楽しめるようになるなんて高校時代には想像もしていませんでしたが、大谷大学での学びはそれほどに自分を変えてくれたと感じています。一番の変化は、「伝えたい」熱意を持って接すれば、完璧な文法・発音でなくても英語で十分にコミュニケーションが取れることが実感でき、「どんどん話してみる」行動力が身についたことです。それは、生きた英語にたくさんふれられる国際文化学科だからこそ叶うことだと思います。

友だちとカフェでおしゃべり

ポジティブな影響を与えてくれる
友だちや先生との出会い

大谷大学の好きなところは数え切れないほどありますが、一番はポジティブな影響を与えてくれる友だちの存在です。出身地も経験も趣味も多様な人が集まるので、授業やゼミを通じて他の学生と毎日のように意見交換ができるのは、すごく楽しいです。そのなかから、一生大切にしたいと思う親友と出会うこともできました。3年生の今は、友だちとの会話も自然と就職活動について話すことが増えたのですが、その過程で将来について真剣に考えるようになりました。企業研究や自己分析ができる学内企画に積極的に参加してみようと思ったのも、どんな仕事がしたいか、人生で何を大事にしていきたいかが明確になっている友だちから影響を受けたことが大きいですね。
また、先生方はみんな優しくて学生との距離も近く、どんなことでも気軽に相談できます。これは、少人数制のクラスやゼミで学べる大谷大学の利点の1つでしょう。国際文化学科は私にとって勉強だけでなく、人生そのものを学べる場といっても過言ではありません。友だちや先生と日々濃密に関わり、刺激をもらうなかで入学前よりも視野が広がりましたし、自分の意見がしっかりと持てるようにもなったと思います。

ある日の学内でのスケジュール

  • 1限目(9:00〜10:30)
    ゼミのプレゼンに備えてグループメンバーと練習
  • 2限目(10:40〜12:10)
    授業[キャリアデザイン実践]
  • 3限目(13:00〜14:30)
    授業[国際文化演習(ゼミ)]
  • 4限目(14:40〜16:10)
    友だちとカフェでおしゃべり
  • 5限目(16:20〜17:50)
    授業[産学連携教育プログラム特殊演習2 大谷大学]
キャリアセンター
キャリアセンター

大学での学びを生かせる
自分の道を探していきたい

入学したばかりの頃は、卒業後の進路を思い描くことが難しかったのですが、大学での学びを通して培った語学力やコミュニケーション能力が幅広い職業で役立つことに気づきました。どんな仕事でも人との関わりは必須ですし、グローバル化が進むこれからの時代はビジネスの現場で英語を活用する機会がもっと増えると思うからです。

現在は、キャリアセンターの職員さんやアドバイザーに相談したり、合同企業説明会や大学主催の企業訪問プログラム「1DAYオフィス訪問」に参加したりしながら、自分の可能性を探っています。当たり前かもしれませんが、自分が知っている企業よりも、知らない企業のほうが圧倒的に多いんですよね。就職は想像以上にたくさんの選択肢があって、ネームバリューは高くないけれど魅力的な会社が存在すること、自分が選んだ会社や仕事によってその先の人生が変わることがわかりました。だから、たくさんの出会いのなかから「ここで働きたい、成長したい」と思える運命の1社を見つけたいと考えています。そして、大谷大学で培った語学力やコミュニケーション能力を生かして周囲を明るくするような存在になり、社会に貢献していきたいです。

キャンパスのお気に入りスポット

授業の空き時間や放課後は慶聞館(きょうもんかん)1階にあるカフェで友だちと過ごします。
大谷大学は地下鉄北大路駅に直結していて、交通の便がとても良いです。
そのため、大学の周辺でカフェめぐりも楽しめるのですが、やっぱりここが一番リラックスできますね。
気候のいい季節はテラス席が定番です。

校舎外観

後輩のみなさんへ

私は高校3年生の時、大谷大学のオープンキャンパスに参加して、国の有形文化財に登録されている尋源館(じんげんかん)のレトロな雰囲気と緑豊かなロケーションに一目惚れしました。「ここで大学生活を送ってみたい!」と強く思ったのです。みなさんも興味を持った大学があれば、ぜひオープンキャンパスに足を運んでみてください。パンフレットやホームページではわからない、大学の実際の雰囲気を知ることができますよ。

QRコード

尋源館について

西田 朱里さん

プロフィール

国際学部 国際文化学科 第3学年

杉本 にじか さん

京都府・京都府立東稜高校卒

大学選びの軸は「自宅から通いやすい京都市内で英語とコミュニケーションが学べること」。出身高校に第一志望の大谷大学 国際学部 国際文化学科の指定校推薦枠があることを知り、入学を決めた。現在は初挑戦のTOEIC試験に向け、勉強に励んでいる。