採用情報

先輩職員の声

総務部 校友センター(2008年入職)

大谷大学らしい、人と人とのつながりを卒業後もずっと感じてもらえるように

── 母校である大谷大学で働きたいという思い
 出身は大谷大学、2008年の卒業です。学生時代はボランティア研究会というサークルに所属して、ろう学校に通う聴覚障がいのある子どもが、自宅の近所で友だちをつくるお手伝いとして、地域の子どもと手話歌や手話ゲームをして遊んだり、ろう学校にボランティアに行ったりと、さまざまな活動を行っていました。とにかく学生生活が楽しくて、この大学が好きだったので…いろいろな大学はありますが「大学事務職員になりたい」という思いよりも、「大谷大学で働きたい」という気持ちから、本学に入職したという感じです。
 最初に配属になったのは学生支援課で、その後2011年からは校友センターで勤務しています。主な業務としては、教育後援会事業や同窓会事業の企画立案と運営、また、寄付金業務などです。約3万9千人の卒業生のデータ管理や、同窓会の会報誌の編集業務などに携わっています。大谷大学と同窓会との共催で、先生方が全国各地に出向く公開講演会、教育後援会の全国保護者懇談会の開催など、イベントの企画・運営も重要な仕事のひとつです。

── 同窓生が「大谷大学の卒業生で良かった」と思う丁寧な仕事を
 日頃から意識しているのは、仕事の丁寧さですね。卒業生の数もこれだけ多くなると、毎日のように住所変更やいろいろな問合せなどの連絡が入ってきますので、きめ細かい対応が必要です。また、同窓会には、卒業したばかりの若い方から100歳近い方まで本当に幅広い世代の方がおられますから、失礼のない対応はもちろんのこと、母校の職員としてがっかりさせることがないよう丁寧な仕事を心がけています。
 ともすれば目先の業務やイベントの対応に追われてしまいがちですが、5年後、10年後にも卒業生が「大谷大学の卒業生で良かった」と感じてもらえるためにも、日々の業務の中では視野を広く持つことを意識しています。そのためにも、卒業生の声に耳を傾けたり、他大学のイベントや会報誌に目を通して情報収集することも、大切な仕事だと考えています。例えば、最近のアンケートで卒業生から多くある要望が、婚活イベントなどを開催してほしいというもの。これまでにない取り組みにつなげていくことが今の目標です。

── 職場から離れて気づいたチームの大切さとありがたさ
 2020年3月から産前産後休暇・育児休業を取得し、2021年4月から復帰しました。2022年の3月までは、育児のために時短勤務という形で働いていました。産前産後休暇や育児休業を快く取得させていただける大谷大学にはとても感謝しています。育児休業期間中は自分の仕事への姿勢をふりかえる機会となりました。休みをいただく前は、チームリーダーという責務もあり、部署の業務に関して「全て自分がやらなくては」という気持ちばかりが強すぎたと感じます。もっと周りを頼って良かったんだな、と反省しました。約1年間職場を離れて、時短で勤務したからこそ、仕事は一人でやっているわけじゃなく、人と人とのつながりやチームで助け合うことでやり遂げるものだと改めて気づかされました。
 在学中から、キャンパス内で会う人が知り合いや友人ばかりという感覚は、職員になってからも変わりません。学生一人ひとり、知っている顔も多く、職員同士の距離感も近いので、アットホームな雰囲気で働きやすい職場環境だと思います。そんな、大谷大学らしい、人と人とのつながりを卒業後も感じてもらえるよう、これからも業務に取り組んでいきたいと思います。

<ここがポイント>
「大学」で働くということは、学生や教員の支援ためと思われがちですが、同窓生や保護者など、大学を下支えしてくださる方もたくさんいます。そういった方々との繋がりを実感できる職場です。