【学長裁量経費による教育改革事業】白取班が「第20回 京都から発信する政策研究交流大会」の本選に進出

「貧困から身を守る-市民との協働による防窮政策に向けて-」をテーマに

2024年度学長裁量経費採択事業(※1)「防窮の開発・実践に学生が関わるPBL(プロジェクト型学習)」(代表:社会学部コミュニティデザイン学科 白取耕一郎 講師)で活動する同学科第2学年の学生が、12月15日(日)に龍谷大学深草キャンパスで開催された「第20回 京都から発信する政策研究交流大会」(※2)(主催:公益財団法人 大学コンソーシアム京都)の本選に進出しました。

「貧困から身を守る-市民との協働による防窮(※3)政策に向けて-」をテーマに、貧困や生活困窮の予防や深刻化防止が重要な政策課題であることを示し、自らが講師役となって実施した教育プログラムや学園祭模擬店での啓発活動に一定の効果があったことを明らかにして、行政と市民が協働して防窮政策を展開することの有用性を主張しました。

(※1)本学は、教育力を高めることを目的とした予算である「学長裁量経費」を設け、教育改革に取り組む教員や学部・学科等を支援しています。
(※2)京都から発信する政策研究交流大会は、都市が抱える問題・課題を見つけ、それを解決するための研究を行う学生が日頃の研究成果を発表し、大学やゼミの枠を超えた交流を深めるとともに、地域社会に対する政策提案・情報発信の場となることを目的として、2005年度から開催されています。
(※3)防窮とは、生活困窮を予防し深刻化を防止することです。

発表の様子

発表した学生のコメント

採択事業代表白取講師と発表した学生
採択事業代表白取講師と発表した学生

私たちが一年間行ってきた活動の集大成として、政策研究交流大会で発表させていただきました。初めての参加で難しいことばかりでしたが、白取先生の熱血指導やその他多くの方々のサポートがあり、本番を迎えることができました。

今回は残念ながら悔しい思いをしたものの、この経験はこれから先の私たちの人生できっと無駄にはならないと思います。最後に、ご協力いただいた様々な方々に心からお礼を申し上げます。おかげさまで発表を終えることができました。支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。

PROFILEプロフィール

  • 白取 耕一郎 講師 SHIRATORI Koichiro

    博士(法学)

    【研究領域・テーマ】
    公共政策/協働/社会福祉 / 講師