学園祭「紫明祭」にて防窮に関する啓発活動を実施【学長裁量経費による教育改革事業】

模擬店の呼び込みをしながらポケットティッシュを配布

2024年度学長裁量経費採択事業(※1)「防窮の開発・実践に学生が関わるPBL(プロジェクト型学習)」(代表:社会学部コミュニティデザイン学科 白取耕一郎 講師)で活動する同学科第2学年の学生が、2024年度大谷大学学園祭「紫明祭」(2024年11月8日~11日)に参加し、模擬店に出店しながら防窮(※2)について広めるための啓発活動を行いました。

呼び込みパネルを持ち、防窮にかかる啓発チラシ入りのポケットティッシュを配布しました。模擬店で販売したうどんは、同窓会が設置しているホームカミングデーにおける模擬店の最優秀賞を受賞。防窮について啓発しながら、ゼミ活動としても有意義な時間となっている様子でした。

なお、模擬店における収益の一部は京都市社会福祉協議会へ寄付しました。

(※1)本学は、教育力を高めることを目的とした予算である「学長裁量経費」を設け、教育改革に取り組む教員や学部・学科等を支援しています。
(※2)防窮とは、生活困窮を予防し深刻化を防止することです。

支援制度検索アプリ「支援みつもりヤドカリくん」

配布した防窮チラシ
配布した防窮チラシ

「支援制度検索アプリ」とは世帯の情報をもとに、利用できる可能性が高い支援制度の給付額や貸与額を簡易的に算出できるアプリです。支援の窓口に行く前に、参考になる情報を知ることができます。

  • 販売したうどんが模擬店の最優秀賞を受賞
  • 販売していたきつねうどん
  • 模擬店の様子

参加学生のコメント

  • 活動を通して自分自身も防窮について知ることができ、 学び多き活動だと感じています。
  • ティッシュをデザインした学生:すべての人に伝わりやすいデザインを意識し、小さい子どもにもわかりやすいように支援みつもりヤドカリくんなどのイラストを配置しました。また、文字が読みやすいよう黄色を背景色に選ぶなど、工夫を凝らしました。

採択事業代表 白取耕一郎講師からのコメント

ポケットティッシュに防窮にかかる啓発チラシを入れて配布することで、予想以上に防窮について関心をもってもらうことができたと感じています。また、「防窮」を知ってもらうという意味で、社会的意義もある活動になっているのではないかと思います。