【社会学部】第21回 京都から発信する政策研究交流大会にて「ベスト質問賞」を受賞

交通政策チーム「ベスト質問賞」受賞

発表者の論文を事前に読み込み、的確に質問!

 2025年12月15日(日)に「第21回 京都から発信する政策研究交流大会」(主催:公益財団法人 大学コンソーシアム京都)が開催され、本学から出場したモビリティデザインプロジェクトの交通政策チームが「ベスト質問賞」を受賞しました。
この大会は、都市が抱える問題や課題を発見し、その解決に向けた学生の研究成果を発表する場として、2005年度から開催されています。大学やゼミの枠を超えた交流を深めるとともに、地域社会に対する政策提案や情報発信の場となることを目的としています。大会名に“交流”が入っているのは、「対話」のもととなる「話す」「聞く」の大切さも重視していて、「ベスト質問賞」が設けられています。受賞した交通政策チームの学生は、「今回、受賞することができとても嬉しいです。事前に発表者の論文を読み込んだことで、本番当日に内容の濃い質問をすることができました」とコメントを寄せてくれました。

今年は5チームが本選出場

モビリティデザインプロジェクトの出場は3年連続3回目

社会学部コミュニティデザイン学科の開講科目「プロジェクト研究実践」(担当教員:野村実講師)においてモビリティデザインプロジェクトとして活動しています。日頃のフィールドワークなど活動や住民との対話で見つけた課題をもとにした政策提案を行っています。今年は、出場した全5チームすべてが本選に出場し健闘しましたが、惜しくも発表における受賞には至りませんでした。
2023年に本学で初めて「政策研究交流大会」へ出場し、翌2024年には分科会優秀賞を受賞しています。

発表の様子

現場での課題や活動をもとにした政策提案が特徴です

  • 交通政策チーム

    【テーマ】ナッジ理論を活用したゲーム型MM モデルの提案‐京丹後市での実践研究から‐

  • モビリティチーム

    【テーマ】高大連携による「若者交通会議」の提案‐京丹後市での高校生との連携活動を通じて‐

  • ライドシェアチーム

    【テーマ】公共ライドシェアの運営における官民支援のスキーム構築の提案‐京丹後市「ささえ合い交通」の事例から‐

  • 福住MMチーム

    【テーマ】公共交通利用促進のための共創型サイクルの提案‐丹波篠山市福住地区の取り組みから‐

  • 大芋MMチーム

    【テーマ】公共ライドシェアMMの実践を通じた共創型スキームの提案‐丹波篠山市大芋地区での事例から‐

モビリティデザインプロジェクト

「誰も移動に困ることのない地域社会の実現」をめざして

モビリティデザインプロジェクトは、京都府京丹後市や兵庫県丹波篠山市がフィールドです。公共交通体験型イベント「モビリティロゲイニング」の開催や高齢者を対象にした新たなモビリティの乗車体験会の実施など、公共交通の利用促進に向けた活動を行っています。「誰も移動に困ることのない地域社会の実現」に向けて、行政や地元の企業や高校、住民団体などと連携した取り組みです。[産官学連携][高大連携]によるプロジェクトの実施は、複数のメディアにも取り上げられています。 この政策交流大会での受賞だけでなく、学外において成果報告や論文発表を行い、懸賞論文などでも受賞するなど現場での実践から学生個人の研究に結び付く学びを体現しているプロジェクトです。

PROFILEプロフィール

  • 野村 実 講師 NOMURA Minoru

    博士(社会学)

    【研究領域・テーマ】 モビリティ/まちづくり/地域交通政策/コミュニティ