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2004年度夏季企画展

2004年度夏季企画展
「仏教の歴史とアジアの文化 I」

 本館では、夏季企画展と秋季企画展において、「仏教の歴史とアジアの文化」と題し、仏教の歴史ならびに日本をはじめとするアジアの文化という二つの観点から構成します。仏教の歴史では、各時代・地域で書写あるいは印刷刊行された仏典を中心に、アジアの文化では、宗教・哲学・歴史・文学などに関わる書籍と文物で紹介します。
 今回は、チベットや東南アジアに関わる仏典・文物、および漢籍の優品を中心に展観しました。この展観を通して、仏教やアジアの諸文化について、より深いご理解を戴ければ幸いです。
 主な展示品は、「北京版西蔵大蔵経」、「貝葉パーリ語三蔵」、「宋版大蔵経」、「高麗版大蔵経」、『教行信証』(室町写本)、「中国古印」、『金史』(元刊本)、『長恨歌』(正安写本)、『古今和歌集』(文明写本)、『近世説美少年録』第二輯(自筆稿本)などです。
 なお会期後半の6月29日(火)~8月2日(月)には、本年3月に新たに国の重要文化財に指定された「湯浅景基寄進状」(寛喜3年=1231)の特別陳列も開催しますので、あわせてご観覧下さい。

会期 2004年5月25日(火)~8月2日(月)
休館日 日曜日・月曜日 但し8月1日(日)・8月2日(月)は開館
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場 大谷大学博物館(大谷大学響流館1F内)
観覧料 200円(一般・大学生) 100円(小中高生)

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