地域連携

ニコニコ北っ子 北区子どものまち

プロジェクト概要

第5回目を迎えた「ニコニコ北っ子 北区こどものまち」は、こどもたち自身で「自分たちのまち」創造する体験型イベントです。こども同士がどのようなまちであればみんなが「ハッピー」になれるかを話し合い、大谷大学を会場に自分たちで考えた仮想のまちを実際につくります。そこに、ゲストのこどもたちを迎えて、2日間にわたりこどもたちだけでまちを体験します。
本イベントは、2016年度から北区未来につながる区民会議(事務局:京都市北区役所)が実施してきました。第2回目からは、本学4・5号館を会場に、文学部教育・心理学科の学生たちが、こども同士の対話や主体性、自由なアイデアを引き出す「チャイルド・ファシリテーター」(CF)として参加し協力してきました。2019年度からは、本学と北区役所との間で締結した「「はぐくみ文化」の創造・推進に関する覚書」に基づき、地域連携室の所管のもと、CFを全学からボランティア募集する形に広げ実施に協力しています。
CFは、イベント開催に向け行われる「こども会議」(企画スタッフでの参加を希望したこどもたちによるイベント準備会議)でファシリテーションを行います。こどもたちは、学生とともに、どのようなお店や役割があれば、まちやみんなは「ハッピー」になるか、アイデアを出し合います。そして、出たアイデアを看板などを制作して具体化し、自分たちが考えたオリジナリティあふれるユニークなお店や、区役所、税務署といった自分たちの「まちに必要なもの」のブースをつくります。
本番当日は、本学4・5号館全体にブースを設置し、150名を超えるゲストのこどもたちを北区から迎えます。そこで2日間にわたり、こども同士が自分たちが考えたお店で、仮想のまち独自の通貨「ドキ」を介しながらやりとりします。その過程でまちを守りハッピーにするために必要な役割やルールを考え、お店での売買や賃金、税金の働き等を体験することを通じ、まちを成り立たせている仕組みを体感します。

活動内容と成果

今年度(2020年度)の「北区こどものまち」は、新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため、上記イベント形式での実施を避けることとなりました。その代わりに、前年度(2019年度)参加していたこどもスタッフと学生とで、「北区こどものまち」を室内でも体感できるオリジナルボードゲームづくりのためのワークショップをオンライン上で行うこととなりました。
11名の小学生とチャイルド・ファシリテーター7名が大学と各家庭とをオンラインでつなぎ、延べ2日間にわたりボードゲームで重要な役割を果たす「まちをハッピーにする」お店や役割カードのアイデアを考えました。オンラインワークショップのようすは、広報担当の学生が、SNSで随時発信しました。
今回のワークショップで出されたアイデアやイラストは、ボードゲーム制作会社「HOX 社」(京都市中京区)が製品に落とし込み、みんなで遊べる機会を設ける予定です。

参加者の感想

  • 今年(2020年度)はオンラインでの開催でしたが、こどもの思いを形にすることが出来て良かったです。また、オンラインの良さを感じると共に難しさを実感しました。どの場面でもこどもが興味を持ち、考えを深め広げられる言葉かけはこれからも課題です。
    文学部教育・心理学科 第4学年
  • 私は、昨年(2019年度)から引き続き広報担当として参加させていただきました。今回はオンライン、2回だけのこども会議でしたが、様々なアイデアが集まり、こどもたちの発想の幅広さ、柔軟さを実感しました。SNSでぜひたくさんの人にチェックしていただきたいです!
    社会学部コミュニティデザイン学科 第2学年