大学でどう学ぶかは自分次第
卒業研究に関して、最初は「京都の食」に焦点を当てていたのですが、食材や食文化について調査を進めるうちに食と年中行事との間の切り離せない関係性が見えてきたため、研究テーマを「京都の食と年中行事との関係」に広げました。
高校までは受動的に学ぶ授業が多いですが、大学の授業、とりわけゼミ(演習)は、自分が研究したい内容について自分で調査・考察を進めます。研究や授業の課題等で行き詰まった時は、総合研究室に常駐されている助教の先生等に相談しながら進めるのですが、学びの質は自分次第なので、大変な分やりがいがあり、自分の興味があることを突き詰めていけるので楽しいです。大学でのフィールドワーク以外にも、卒業研究も兼ねてプライベートで京都随所や行事に足を運ぶことも。時間を気にすることなくじっくりと楽しむことができ、授業とはまた違う良さがあります。先日、地元・金沢へ帰省した際は、金沢と京都の食文化の違いを、自分の舌で確かめてきました。