社会学部の授業にゲストスピーカーが登壇
【まちの居場所プロジェクト】

授業風景
授業風景

本学社会学部の開講科目「プロジェクト研究実践」(担当:社会学部 大原ゆい准教授)では、地域連携プロジェクト「まちの居場所プロジェクト」に取り組んでいます。

2024年4月17日(水)の授業において、就労継続支援B型事業所 三休の世古口敦嗣氏をゲストスピーカーにお迎えしました。世古口氏が施設長を務める就労継続支援B型事業所 三休(京田辺市)は、「まちの居場所プロジェクト」の連携先となっています。

今回の授業では、本年度の三休での活動内容を考えるための事前学習と、イベントのアイディア出しが行われました。

はじめに、世古口氏から三休の設立までの経緯や日頃の活動内容などのお話がありました。次に、学生たちはグループワークを行い、世古口氏のお話を受けて印象に残ったこと、三休でやりたいことやできそうなこと、世古口氏に質問したいことについて話し合い、グループごとに発表しました。

グループワークの様子

  • グループワークの様子
  • グループワークの様子
学生たちからは、「三休は年間40件もの多様なイベントを行っていることに驚き、参加したいと思った」、「自分たちのやりたいことというよりも、三休とつながりのある人がやりたいことの実現のために動いていることが印象に残った」といった感想等があがりました。また、三休での活動について、学生のやりたいことと三休で提供しているサービスを組み合わせたイベントや、障がいのある方やそのご家族のニーズを考慮した企画など、自由な発想でたくさんのアイディアが発表されました。

学生たちの発表を聴いた世古口氏から「はじめはどうしたらよいか悩んでいた様子でしたが、自分では考えつかないようなアイディアをたくさんあげてもらいました。みなさんが考えたことを練り上げて今年の活動として実現していきましょう。実現のヒントとしては、イベントにどんな人に来てほしいかを考えた上で企画することです。」と激励の言葉が送られました。

PROFILEプロフィール

  • 大原 ゆい 准教授 OHARA Yui

    博士(社会学)

    【研究領域・テーマ】
    地域福祉/福祉情報/NPO・ボランティア/ソーシャルアクション / 准教授