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2006年度特別展「鈴木大拙没後四十年記念展 大拙-その人と学問」(関連イベント)

『間(あいだ)』の妙−鈴木大拙と曽我量深−

上 田 閑 照 京都大学名誉教授

上田閑照(うえだ しずてる)
京都大学名誉教授。文学博士。哲学博士。
専攻はドイツ哲学。エックハルト、ハイデッガーなどを中心に研究。また西田幾多郎など京都学派思想の研究でも知られる。
『経験と自覚』『禅 根源的人間』『自己の現象学』『宗教とは何か』『私とは何か』ほか著書多数。
また『鈴木大拙とは誰か』『思い出の小箱から 鈴木大拙のこと』など鈴木大拙に関する編書も多数ある。

日 時 2006年10月13日(金)
     開学記念式典の記念講演として開催します。
     式典(開始午前10時)終了後講演開始予定。
場 所 大谷大学講堂

※一般来聴歓迎 聴講無料

菩薩の威儀(おこない)

ノーマン・ワデル 大谷大学名誉教授

ノーマン・ワデル(Norman.Waddel)
大谷大学名誉教授。文学博士。
来日以来、日本仏教・日本文化の研究に従事。特に白隠、道元、盤珪などの禅者の研究とその著書の翻訳に力を注いできた。『Essential teachings of Zen Master Hakuin』『Zen words for the Heart』など著書多数。
特に鈴木大拙の研究にも力を注ぎ大拙の『日本的霊性』を英訳したほか、大拙の創設した東方仏教徒協会(EBS)の刊行する『EASTERN BUDDHIST』の編集にも永く参加した。
また、鈴木大拙没後の『教行信証』翻訳プロジェクトにも参加した。

日 時 2006年11月3日(金・祝)午後5時~
    (引き続きパイ教授の講演があります)
場 所 大谷大学メディアホール(響流館 3階)

※一般来聴歓迎 聴講無料

鈴木大拙の仏教観と東西思想の出遭い

マイケル・パイ 大谷大学客員教授

マイケル・パイ(Michael Pye)
大谷大学客員教授。マールブルク大学名誉教授。Ph.D.。
国際宗教史学会前会長。
言語学と西洋神学を背景とした比較宗教学の研究を中心として、最近は東アジア、東南アジアの現代宗教現象の研究にも力を注いでいるほか、宗教対話についても興味を払う。
日本の宗教についても造詣が深く、富永仲基の著書を英訳もしている。
また大拙の幾つかの論文を翻訳して、欧米に鈴木大拙の思想を紹介する経験も持つ。

日 時 2006年11月3日(金・祝)午後6時~
    (ワッデル教授の講演に引き続き行います)
場 所 大谷大学メディアホール(響流館 3階)

※一般来聴歓迎 聴講無料