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2005年度特別展「ファウスト 伝説と作品 ~フランクフルト・ゲーテ博物館の名品」(出典一覧)

大谷大学博物館 2005年度特別展

ファウスト 伝説と作品 フランクフルト・ゲーテ博物館の名品

Goethes Faust Verwandlungen eines "Hexenmeisters"

作品番号 作品名 作者 年代 備考
1 ゲーテ胸像 L.ガレー 1900年頃 Ch.D.ラオホ制作1820年胸像による
2
1 書簡整理箱 1825年 J.W.ゲーテ所用
2
2 インク壺 1832年以前 J.W.ゲーテ所用
3 「満月の夜に霊を呼び出す魔女」 J.W.ゲーテ 1776-79年頃
4 「夜の廃墟に霊を呼び出す」 J.G.トラウトマン 1760年頃
5 『親しき人々への手紙』 J.トリテミウス 1536年
6 「ファウスト博士」 1645年以降 J.ダヴィッドとJ.ファン・フリートの原画による
7 「ドイツの哲学者ファウスト博士」 B.モンコルネ 1655年頃
8 1 「マルティン・ルター」 J.F.ロスメスラー 1817年 L.クラナハ(父)作1545年頃絵画による
8 2 『マルティン・ルター博士の卓上語録』 1869年 1568年刊による
9 「マリアへのお告げ」 J.N.シュトリクスナー 1808年 A.デューラー『キリスト教・神話素描画集』所収
10 「ファウストとメフォストーフェレス」 Ch.ファン・シッヘム 1608年
11 『魔女と女妖怪』 U.モリトール 1489年
12 1 『ファウスト博士の真実紛いなき白魔術ならびに黒魔術』 1765年頃 1510年刊本による
12 2 『ヨハン・ファウスト博士の黒魔術の書』 1810年頃 1530年刊本による
13 『世に知られた黒魔術師ヨハン・ファウスト博士の物語』 1588年
14 『悪名高き超黒魔術師ヨハン・ファウストゥス博士の厭わしき生涯と恐るべき最期』 G.L.ヴィトマン/J.N.プフィッツァー 1674年
15 『全世界に名を知られる超絶妖術師にして魔術師 ヨハン・ファウスト博士の悪魔との盟約』 1728年
16 『フォースタス博士の悲劇の物語』 Ch.マーロウ 1663年
17 「フランクフルトのゲーテの生家」 B.リービヒ 1893年以降
18 「冬のフランクフルト、リープフラウエンベルク」 S.クライナー 1738年
19 『デモマニア(悪魔の狼藉)』 J.ボーディヌス(J.ボーダ゛ン) 1698年 J.W.ゲーテ父の蔵書
20 「ラテルナ・マギカ(幻燈芝居)の上演」 1790年頃
21 『詩と真実-わが生涯より-』第二部 J.W.ゲーテ 1812年
22 「錬金術師」 J.L.E.モルゲンシュテルン 1774年
23 「ズザンナ・カタリーナ・フォン・クレッテンベルクの蔵書票」 J.A.B.ノートナーゲル 1760年頃
24 『穏秘哲学』 H.C.アグリッパ・フォン・ネッテスハイム 1533年
25 『自然の秘密』 パラケルスス(Th.B.フォン・ホーエンハイム) 1570年
26 『惑星と天空の住人』 E.スウェーデンボルグ 1771年 J.W.ゲーテ父の蔵書
27 「ヨハン・ボルフガング・ゲーテ」 J.D.バーガー 1777年
28 『ファウスト初期稿』(『ウアファウスト』) J.W.ゲーテ 1954年 ベルリン・ドイツ科学アカデミー編ゲーテ
『ファウスト』所収
29 「ゲーテ正面像」 J.H.リップス 1791年 1791年コンテ素描による
30 「錬金術師」(別名「ファウスト」) 18世紀中葉 レンブラント H.ファン・レイン作1652-55年頃のエッチングによる
31 『ファウスト断片』 J.W.ゲーテ 1790年 『ゲーテ著作集』第7巻所収
32 「星型勲章をつけたゲーテ」 G.フォン・キューゲルゲン 1822年頃 1810-11年の絵画による
33 「フリードリヒ・シラー像」 L.シマノヴィッツ 1807年 1793年の絵画による
34 『ファウスト 悲劇』(『ファウスト第一部』) J.W.ゲーテ 1808年
35 「ワイマール市フラウエンプラーンのゲーテの家」 1830年頃
36 「『ヘレナ ファウスト幕間劇』の予告」 J.W.ゲーテ 1827年 『芸術と古代』・,1所収
37 「鉄筆と暦手帳をもつゲーテ」 C.A.シュヴェアトゲブルト 1832年
38 「補遺・H18」(『ファウスト第二部』のための) J.W.ゲーテ 1829年以前 自筆原稿
39 「補遺・Ha(P131,P132)」(『ファウスト第二部』のための) J.W.ゲーテ 1829年以前 自筆原稿
40 『ファウスト 悲劇第二部』(『ファウスト第二部』) J.W.ゲーテ 1832年 J.W.ゲーテの遺稿集『決定版全集』
第41巻所収
41 「舞台の前曲」 A.フォン・クレーリング 1872年
42 「ゲーテのファウストに寄せる絵」 P.コルネーリウス 1816年 1814素描画による
43 「ヨブ記 第1章」 1671年 M.ルター独訳・J.W.ゲーテ父の蔵書
44 「天上の序曲」 G.ネーアリヒ 1864年 1831年のペン画による
45 『ファウスト』(フランス語版初版本) J.W.ゲーテ 1828年 E.ドラクロワ作リトグラフの挿絵つき
46 1 『政治学』(新版) アリストテレス 1656年 J.W.ゲーテ父の蔵書
46 2 『ローマ法大全』 1726年 J.W.ゲーテ父の蔵書
46 3 『出産する女性』 F.ベルナー 1752年 J.W.ゲーテ父の蔵書
46 4 『一致信条書』(ルター派信仰告白集) 1582年 J.W.ゲーテ父の蔵書
47 「書斎のファウスト」 G.F.ケルスティング 1829年以前 1829年油彩画による
48 「地霊の出現」 C.F.ツィンマーマン 1835年
49 『魔術的カバラと神智学の書』 G.フォン・ヴェリング 1760年 J.W.ゲーテ父の蔵書
50 『M.ノストラダムス氏の予言集』 1628年
51 「生命の潮に、事業の嵐に身を委ねて」 C.エーバヴァイン 1859年 自筆楽譜
52 「復活祭の夜明け」 C.F.ツィンマーマン 1835年
53 「復活祭の散歩」 O.シュヴェルトゲブルト 1869年 1864年絵画による
54 「野外での農民の踊り」 18世紀中葉 J.W.ゲーテ母の所蔵
55 1 「野原に出現するむく犬」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
55 2 「書斎で呪術をかけられるむく犬」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
56 『ヘブライ人の王ソロモンの鍵』 18世紀
57 『ヨハネス・ファウストゥス博士 驚異と呪術と奇跡の書』 伝J.ファウスト 1800頃 1612年刊本による
58 「書斎のファウストとメフィスト」 L.F.S.フォン・カロルスフェルト 1818年
59 「ファウストとメフィスト」 A.シェフェール 1831年
60 『学者たちの山師的な振る舞いないしは誇大表現に関する二つの演説』 J.B.メンケ 1727年 J.W.ゲーテ父の蔵書
61 「学生を迎えるメフィスト」 E.ドラクロワ 1828年
62 「アダムとイヴ」 S.カンタリーニ 1640年頃
63 「ファウストのマント飛行」 A.フォン・クレーリング 1872-74年頃
64 『奇跡の術と迷信の図』 C.グレープナー 1834年
65 1 「アウエルバッハの酒場の酒飲みたちといるファウスト」 19世紀初頭 1625年作(推定)油彩画による
65 2 「ファウストの樽乗り」 19世紀初頭 1625年作(推定)油彩画による
66 「アウエルバッハの酒場にいるファウストとメフィスト」 E.ドラクロワ 1828年
67 「ドイツ絵草紙 蚤のロマンス」 H.ブラウン 1870-72年
68 「蚤の歌」 L.ファン・ベートーベン 1810年
69 『地獄のプロテウス』 E.フランチスキ 1695年
70 『亡霊の出現』 L.ラーヴァーター 1659年 J.W.ゲーテ父の蔵書
71 「魔女の宴への出発」 D.テニールス(子) 18世紀中葉
72 「魔女の厨で、魔法の鏡に映るヘレナを見るファウスト」 Th.ホーゼマン 1835年
73 1 「ファウストとマルガレーテの最初の出会い」 G.H.ネーケ 1812-15年頃
73 2 「花占いをするマルガレーテ」 G.H.ネーケ 1812-15年頃
74 「庭園のファウストとマルガレーテ、マルテとメフィスト」 P.コルネーリウス 1816年 1810-11年作素描画による
75 1 「教会の前でのファウストとグレートヘンの最初の出会い」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
75 2 「装飾品を見つけるグレートヘン」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
75 3 「装飾品をマルテに見せるグレートヘン」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
75 4 「グレートヘン、マルテ、そしてメフィスト」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
75 5 「花占いをするグレートヘン」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
75 6 「園亭での愛の情景」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
76 『雅歌』 1923年 J.W.ゲーテの翻訳
77 1 「トゥーレの王」 J.F.ライヒャルト 18世紀
77 2 「トゥーレの王」 C.F.ツェルター 1812年
78 「おお、震るえないで」 B.ブレンターノ(フォン・アルニム) 1890年
79 1 「糸車に向かうグレートヘン」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
79 2 「悲しみの聖母マリアの前のグレートヘン」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
79 3 「ヴァレンティンの死」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
79 4 「寺院のなかで悪霊に苦しめられるグレートヘン」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
79 5 「グレートヘンの牢獄に押し入るファウスト」 F.A.モーリッツ・レッチュ 1816年
80 「糸車に向かうグレートヘン」 A.シェフェール 1862年 1831年絵画による
81 「井戸のほとり」 A.シェフェール 1859年以降
82 「悲しみの聖母の前のグレートヘン」 P.コルネ-リウス 1816年 1811年素描画による
83 「グレートヘンの嘆き-おちつきは、消え去りて」 C.フォン・ゼッケンドルフ 1819年
84 「グレートヘン-苦しみ多い聖母様、お顔をおむけ下さいまし」 F.シューベルト 1817年 自筆楽譜
85 「ファウストとヴァレンティンの決闘」 E.ドラクロワ 1828年
86 「ヴァレンティンの死」 P.コルネーリウス 1816年 1815年素描画による
87 「寺院のなかのマルガレーテと悪霊」 A.シェフェール 1840年頃
88 「怒りの日なり、その日には」 A.H.ラツィヴィル侯爵 1835年
89 「ブロッケン山に登る」 E.ドラクロワ 1828年
90 『ブロッケン山でのいとなみ』 J.プレトーリウス 1669年
91 『悪魔の祭儀』 N.レミギウス(N.ニコラ・レミ) 1693年
92 「ブロッケン山」 L.ナウヴェルク 1810年
93 「刑場を馬で過ぎる」 P.コルネーリウス 1816年 1811年素描画による
94 「牢獄のグレートヘン」 J.A.ラムブー 1819年
95 「法廷に立つ未婚の母とその子」 J.H.ランベルク 1822年
96 『カール・フォン・カールスベルク、あるいは人間の悲惨について』 C.G.ザルツマン 1783年
97 『子殺しの女・悲劇』 H.L.ワーグナー 1776年
98 『法の命題』 J.W.ゲーテ 年次未詳 1771年復刻版
99 「フランクフルト市ハプトヴァッヘと刑場の図」 S.クライナー 1738年
100 『ファウスト 悲劇』(『ファウスト第一部』)最終場面 J.W.ゲーテ 1821年
101 「『牢獄』の最終場面-天使とともにあるマルガレーテ、メフィストに連れ去られるファウスト」 P.コルネーリウス 1816年 1815年素描画による