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2005年度特別展「ファウスト 伝説と作品 ~フランクフルト・ゲーテ博物館の名品」

本年・来年と≪日本におけるドイツ年≫が開催されます。これは、1999年・2000年に≪ドイツにおける日本年≫が開催されたことに対応して開催されるもので、両国の文化・経済・科学などの各分野における行事を実施し、その姿を紹介することに目的があります。
 本年は、日本におけるドイツ年の取り組みとして様々な行事が企画されていますが、フランクフルト・ゲーテ博物館の全面的な協力を得て、大谷大学博物館におきまして「ファウスト 伝説と作品 ‐フランクフルト・ゲーテ博物館の名品‐」展を開催します。
 大谷大学がこの展観を開催することができたのは、ドイツ・ヘッセン州政府ならびにゲーテ博物館の熱意に負うところが大きいのは勿論ですが、長くドイツ文学講座を開設してきた大谷大学の実績が評価され実現したものと言うこともできます。

 民衆伝説としてのファウストを素材として、文豪ゲーテは魂の救済を描く畢生の大作『ファウスト』を描きました。『ファウスト』は伝統文化の精髄としてドイツ国民に親しまれ、絵画や音楽などの題材ともなり多くの人を魅了してきました。
 今回の展観は、ゲーテの『ファウスト』の生まれる背景と、その作品、その受容と展開を、本邦初公開の稀覯本や絵画など、オリジナル名品を中心とする約100点の資料により展示するものです。
また期間中、関連する内容の講演会や音楽会なども予定致しております。

※本館には駐車場がありませんので、ご来館に際しましては公共交通機関をご利用ください

会期 2005年10月1日(土)~10月23日(日)
休館日 10月3日(月)・10月17日(月)
開館時間 10:00~17:00 (金曜日は19:00まで)
※入館締切 = 閉館30分前
観覧料 300円(一般・大学生) 200円(小・中・高生)

スクロールできます。

主催:大谷大学/大谷大学博物館、フランクフルト・ゲーテ博物館
協賛:日本ゲーテ協会
後援:文化庁、ドイツ連邦共和国総領事館、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都ドイツ文化センター、日本独文学会、読売新聞大阪本社、京都新聞社、NHK京都放送局、KBS京都、財団法人大学コンソーシアム京都