募集停止学科

国際文化学科/2017年度以前入学者(2021年度募集停止)

現代アジアコース 欧米文化コース 文化環境コース

国際文化学科コース概念図
国際文化学科コース概念図

国際文化学科での学び

現代アジアコース、欧米文化コースでは、特定の地域を選びさまざまな視点から検討する「地域文化研究」、比較文化的手法にもとづく「異文化・自文化理解」、外国語運用能力を含めた「コミュニケーション力」を3つの軸として、国際人としての人物の育成をめざします。文化環境コースでは、環境の研究を通じて、現代社会におけるさまざまな課題や問題を地球規模の視点で考え解決できる人物の育成をめざします。

学びの特色

異文化を鏡にして、自分の可能性を伸ばす。

世界のさまざまな文化を学ぶことに必要なのは、異なることと共通することを「発見する力」、そしてそこから何かを「学びとる力」です。国際文化学科では、2年時以降の欧米文化、現代アジア、文化環境の3つのコースから多彩な異文化のありようを学生たちに提示し、それらを基に「発見する力」を伸ばすと同時に、日本の文化や現代社会を問い直す機会を与えます。また、欧米文化はもちろんのこと、アジア文化を深く学ぶことができるのも、東洋学の伝統と蓄積がある大谷大学ならではの特長です。また世界の様々な自然環境に着眼して各地域文化の特長を学ぶことができるのも国際文化学科の可能性と言えるでしょう。

1年次での学び-初年次教育の特色-

幅広いフィールドを理解し主体的に学びながら、基礎学習力アップをめざします。

各地域を担当する教員がローテーションで、地域文化や自然環境の特徴を幅広く講義します。自分がどの分野に興味があるのか、何に関心があるのかといった「気づき」の機会を提供します。また、そのような「教員から与えられる学び」とは対照的に、学生が自らアイデアを提案し、それについてみんなで対話するといった主体的な学びも行います。「広く、楽しく」をキーワードに、2年次以降の学びで必要となる基礎的な技法をバランス良く身につけていきます。

2年次以降の学び-専門研究の特色-

多彩な学びのフィールドから興味あるテーマに取り組んでいきます。

2年次以降は、自分が最も関心を持った分野のコースを選択し、テーマ研究やプレゼンテーションを交えながら、さまざまな切り口で研究を深めていきます。3年次以降は、より専門的に自分の研究テーマを深めていきます。欧米文化コースと現代アジアコースでは、2年次で学んだ地域とは異なる地域を選択しなおすことも可能ですので、別の観点から新たな研究に取り組むこともできます。また、文化環境コースでは、野外調査を行いながら、自分の研究テーマを深めていきます。幅広い文化領域を網羅する国際文化学科では、卒業論文のテーマも多彩。食や住、言語、文学、歴史、地理はもちろん、映画や美術、演劇、宗教、ファッション、音楽、スポーツ、環境問題など、自分が面白いと感じたテーマを探究できます。

身につくチカラ

現代社会生活で役立つ、多様かつ柔軟な視点と論理的思考力を養います。

異文化や環境問題を考察のひとつの手段として、相手を理解し自分の考えを明確に伝えられる「コミュニケーション能力」や「プレゼンテーション能力」が身につきます。また、課題・問題発見能力や物事を比較し、他者との違いを知る学びからは、膨大な情報から真実を見つけ出す力が養われます。それにより、現代社会生活において、自分自身で道を切り開いていくチカラを伸ばすことができます。