コース紹介／カリキュラム

アジア各国から日本を訪れる人が増加し、日常的にアジアの存在が身近になっています。仕事や留学による往来も珍しくありません。互いの交流が活発化している今日、アジア圏の人々とどのように向きあっていくのかは切実な課題となっています。本コースでは、インド、チベット、中国、韓国・朝鮮などの地域を対象に学びます。「知」を現場に求めていくアクティブな人物を育成します。

日常生活で英語を目にしない日があるでしょうか。身の回りにあるものを例にとっても、欧米文化ではないものを挙げるほうが難しいかもしれません。ヨーロッパやアメリカの文化は、今や世界中に影響を与えています。しかし、私たちが知っているその文化はほんの一部分。さまざまな切り口から各国の多様な地域文化を学び、これからの国際関係を築いていくための知識とセンスを磨きます。

日本人はなぜコメを主食に食べるようになったのでしょうか？パンを主食とする国とは何が違うのでしょうか？本コースでは、そんな「文化」の成り立ちを、「環境」の視点から考察します。世界のさまざまな地域の気候変動や災害、自然環境に目を向けることで、広い視点からその地域独特の食文化、風習、経済などが見えてくることでしょう。地球規模で課題を考え、解決できる人物を育成します。