大谷大学准教授(真宗学)
A 開放セミナー
シリーズ 親鸞の和讃に学ぶ 『正像末和讃』—仏智疑惑—
- 開放セミナーは、本学の研究領域を深化させながら学んでいくものです。
講座概要
【対面講座/オンデマンド講座】全6回
末法五濁の灯を明らかにすることを目的とした和讃群は、昨年度後期の講義をもって一旦閉じられます。ここから二十三首は、「仏智疑惑」という内容を明らかにすることを主題とした和讃群です。
これらの和讃は、親鸞聖人の真蹟本では讃述されておらず、弟子の顕智が六十五歳に書写した「顕智書写本」と、文明五年に蓮如が開版したとされている「文明版本」に讃述されるもので、編集したのが、親鸞本人なのか、別人によるものかも定かではありません。しかしながら、聖人が人間の自力執心の根深さを課題としていたことが伝わってくる和讃群です。これらの和讃を通じて、晩年の聖人の思想を共に尋ねていきましょう。
これらの和讃は、親鸞聖人の真蹟本では讃述されておらず、弟子の顕智が六十五歳に書写した「顕智書写本」と、文明五年に蓮如が開版したとされている「文明版本」に讃述されるもので、編集したのが、親鸞本人なのか、別人によるものかも定かではありません。しかしながら、聖人が人間の自力執心の根深さを課題としていたことが伝わってくる和讃群です。これらの和讃を通じて、晩年の聖人の思想を共に尋ねていきましょう。
【対面講座】詳細(開講日・テーマなど)
開講日・テーマ
- 第1回 2025年5月 8日(木)
仏智を疑うとは - 第2回 2025年5月29日(木)
自力の執心 - 第3回 2024年6月 5日(木)
辺地にうまるとは - 第4回 2025年6月26日(木)
罪福心 - 第5回 2025年7月10日(木)
胎生 - 第6回 2025年7月24日(木)
仏智不思議とは
時間
16:30~18:00会場
真宗総合学術センター「響流館」3F メディアホール定員
各回100名※受付は各回開始時刻の30分前より先着順にて行います。
【オンデマンド講座】詳細(録画配信日・テーマなど)
配信日・テーマ
- 第1回 2025年5月13日(火)
仏智を疑うとは - 第2回 2025年6月 3日(火)
自力の執心 - 第3回 2025年6月10日(火)
辺地にうまるとは - 第4回 2025年7月 1日(火)
罪福心 - 第5回 2025年7月15日(火)
胎生 - 第6回 2025年7月29日(火)
仏智不思議とは
時間
各回90分程度視聴期間
2025年5月13日(火)~2025年8月28日(木)定員
なしお申込について【申込受付は終了しました】
申込締切
2025年4月24日(木)※申込フォームは24:00まで
※はがきの場合は当日消印有効
受講決定について
受講申込を受領後、4月以降順次受講決定通知を発送します。
4月以降のお申込の場合は、受領後、3日後(事務休止日を除く)を目安に受講決定通知を発送します。
受講料
9,000円(税込)※上記の受講料で対面講座とオンデマンド講座の両方が受講可能です(追加料金なし)。
シリーズ概要
和讃とは、和語による仏教讃歌です。親鸞はたくさんの和讃を製作し、仏・菩薩や高僧方の徳を讃えるとともに、その教えを受け止めた自らの心情を豊かに歌い上げています。本講座では、蓮如がおつとめの形式に定めて以来、真宗門徒にとって『正信偈』とともに親しみのある『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』の「三帖和讃」を読んでいきます。本学教員のリレー講義による解説のもと、複数年かけて、みなさんとともに和讃のこころに尋ねていきたいと思います。
本シリーズの全体像について
『正像末和讃』は全118首が収められています。
2025年度及び2026年度の講義予定は下記の通りであり、『正像末和讃』全体の終了は2026年度後期の見込みです。
上記の見込みは現段階での予定であり、進捗状況により講義内容を変更する場合があります。
2025年度及び2026年度の講義予定は下記の通りであり、『正像末和讃』全体の終了は2026年度後期の見込みです。
- 2025年度
- 2026年度
上記の見込みは現段階での予定であり、進捗状況により講義内容を変更する場合があります。