地域連携

紫竹自治会応援プロジェクト

プロジェクト概要

地域住民にとって身近な組織である自治会の取り組みについての現状と課題を、実際の自治会活動の行う取り組みに参加することを通じて学ぶことを目的としたプロジェクトです。

近年自治会・町内会については加入・未加入をめぐる様々な状況、考え方や判断があること、あるいは活動の内容についても形骸化、行政の下請け化が進むなどの指摘があります。一方で、地域での身近な横のつながりを担うことができる、加えて、平時はもとより災害などの場合に相互の助け合いの機能を発揮できるなどの期待もされています。このプロジェクトでは京都市北区紫竹学区をフィールドに、紫竹学区自治連合会と連携し、自治連合会が実施する活動に参加することを通じて、地域における自治会組織の役割や機能、加入・未加入などのジレンマの現状などを把握し、そこから地域の住民同士の関係性と集団組織の方向性などを探っていきます。

2022年度 活動報告

2016年度、当該学区において京都市北区の進める「まちづくり学区ビジョン」作成のプロジェクトに取り組みました。また2020年度には学区自治連合会で取り組まれた町内会長向けアンケートの分析や分析結果に基づくワークショップなどを実施しました。このような地域とのつながりを踏まえ、本年度からは紫竹学区の自治会活動を応援するプロジェクトとしてスタートすることとしました。昨年度は、コロナウイルスの感染拡大に伴う相次ぐ行事の中止により、12月と2月のイベント参加とそこでのアンケートブースの運営参加のみとなりました。
本年度は、紫竹まつりや紫竹ルネサンスなど学区のイベントへ参加し、イベント準備を行うとともに、大谷大学学生ブースを設け、子どもたちなど地域の方々との交流を行いました。また、地域の方が気軽にふらっと立ち寄れるサロン活動「カフェふらっと紫竹」にも継続的に参加し、交流を深めました。

学生の声

社会学部コミュニティデザイン学科 第3学年 Y.M

紫竹の活動に積極的に参加できたので地域の人たちと関わることができてよかったです。イベントブースでは、売上をあげるためにみんなで協力してきびきびと回していくことを続けていくべきだと思いました。また、輪投げより射的の方が人気だった印象があるので子供達がやってみたいと思う企画を念入りに考えられたら良いと思いました。

社会学部コミュニティデザイン学科 第3学年 H.K

年間を通して、紫竹学区で活動しました。後輩とも関わりながら取り組めたのでとても充実した一年だったと感じました。今後も楽しそうだと感じたものには挑戦していきたいと考えています。

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