研究内容

地域における社会問題としての生活問題がどのような実態となっているのかを明らかにすることが基本的な研究の内容です。同時に、地域を創りだしていく力の源である、住民活動の展開に焦点をあて、それの持つ意味と課題について、調査活動などを通じて具体的に明らかにしていくことから、地域福祉を考えていきます。

ゼミ紹介

このゼミでは、地域社会とは何か、わたしたちのくらしと地域の変化はどのような関係があるのか、をテーマに学んでいます。具体的には、実際に地域に出かけ住民と交流をする、地域の状況を丸ごと把握するため住民へのヒアリングをするなどに取り組み、その成果を持ち寄りながら学生相互の議論を進め、問題意識を研ぎ澄まし我々に何ができるかを考えていきます。

主な担当授業科目

現代社会と福祉/NPOラーニング実習/プロジェクト研究入門

所属学会

日本社会福祉学会/日本地域福祉学会/社会政策学会

経歴・活動歴

経歴

1964年佐賀県生まれ。龍谷大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。1991年社会福祉法人京都市社会福祉協議会就職、2005年同退職。2005年大谷大学文学部専任講師、2008年同大学准教授、2013年同大学教授、現在に至る。社会福祉士。

活動歴

社会福祉士。

主要著書・論文

分担執筆

  • 『21世紀の社会福祉5-現代地域福祉の課題と展望』(かもがわ出版、2002年)
  • 『社会福祉の基礎理論-改訂版』(ミネルヴァ書房、2006年)
  • 『シードブック社会福祉援助技術』(建帛社、2009年)
  • 『地域福祉の今を学ぶ』(ミネルヴァ書房、2010年)

論文

  • 「社会福祉における実践の課題と展望」
  • 「大都市における地域福祉活動」
  • 「地域福祉研究における『地域』認識の課題」
  • 「要約筆記者(奉仕員)派遣事業におけるコーディネーターの課題と展望」
  • 「聴覚障害者への地域生活支援のためのプログラム研究」