WA(わ)のこころ創生プロジェクト
プロジェクト概要
北区の4大学(大谷大学、京都産業大学、佛教大学、立命館大学)と、伝統文化の担い手や寺社、北区役所が連携して、「WA(わ)のこころ創生ネットワーク会議」を組織し、自然への深い感謝の念や繊細なおもてなしの精神など日本人が大切にし、受け継いできた日本のこころを次世代に継承する取り組みを進めています。
本学は、構成団体として、文化事業を通じて、北区民のくらしに文化が息づく「こころの創生」の実現に貢献しています。
これまでは、文化体験や文化ツアーを行っていた本事業でしたが、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、オンラインを活用した取り組みの実施を事務局を中心に模索していました。松川ゼミでは、地域連携の取り組みとして、ネットワーク会議に今回の取り組みの提案を行い、実施に至りました。
事業名の「WA」は、「和」「輪」「わ」など、解釈の仕方で創造性が広がるよう、あえてアルファベット表記になっています。
2021年度 活動報告
取り組み初年度となる今回は、北区内の文化的な魅力の発信を行う映像の制作と、区役所ホームページ等での公開によるオンライン体験を松川ゼミから提案しました。会議の委員からはご好評いただき、提案内容の他に上賀茂神社周辺での取り組みなど、次年度に繋がる提案もいただきました。
緊急事態宣言の発令など取材直前まで振り回されることになりましたが、大徳寺のご厚意で、10年にわたる大規模修復工事が行われている大徳寺本坊の作業現場に立ち入らせていただきました。
撮影当日は、作業されている職人の方からその作業の目的などの説明を伺いました。畳の裏側に記された墨書きの文字が読み取れるなど、建立当初から大切に受け継がれてきたことを伺い知ることができました。
学生たちは文化財やそこに息づく文化を守り伝える姿に触れ、WAのこころを映像に収めることができました。また、本坊の修復工事の他に、普段は非公開の「孤篷庵」の撮影も行いました。ご住職からは、御坊の説明だけでなく、庵で修業を行いながら、守り伝える視点でお話を伺いました。
修復を行う側と使う側、その両面から描くことで、継承すべきこころを映像にすることができたのではないでしょうか。
取材、撮影、編集と3回生が行っていますので、見応えある作品となっています。ぜひ配信をご覧ください。
緊急事態宣言の発令など取材直前まで振り回されることになりましたが、大徳寺のご厚意で、10年にわたる大規模修復工事が行われている大徳寺本坊の作業現場に立ち入らせていただきました。
撮影当日は、作業されている職人の方からその作業の目的などの説明を伺いました。畳の裏側に記された墨書きの文字が読み取れるなど、建立当初から大切に受け継がれてきたことを伺い知ることができました。
学生たちは文化財やそこに息づく文化を守り伝える姿に触れ、WAのこころを映像に収めることができました。また、本坊の修復工事の他に、普段は非公開の「孤篷庵」の撮影も行いました。ご住職からは、御坊の説明だけでなく、庵で修業を行いながら、守り伝える視点でお話を伺いました。
修復を行う側と使う側、その両面から描くことで、継承すべきこころを映像にすることができたのではないでしょうか。
取材、撮影、編集と3回生が行っていますので、見応えある作品となっています。ぜひ配信をご覧ください。
京都市公式YouTubeチャンネル「きょうと動画情報館」
PROFILEプロフィール
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松川 節
社会学部コミュニティデザイン学科