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地域連携

聞き取りを通じた多世代交流と社会調査プロジェクト

プロジェクト概要

 京都市左京西部・東部いきいき市民活動センターの「聞き取りを通じた多世代交流による地域活性化」事業に学生が参加しました。同事業は7年前から同センターが続けてきたものです。高齢者の方が聞き手に自らの経験や思い出を話し、聞き手はそれを傾聴することで、高齢者が元気になるという効果が見込まれます。
 また、聞き取り内容を小冊子やパネルにまとめ、表現発信することで、地域の高齢者の貴重な経験が、地域資産として共有され、次なる関係づくりの起点になりえます。これらが同事業を主催するセンター側の狙いでした。
 こうした事業に学生が参加することで、学生は貴重な知識を得、聞き取り手法についても体得することができます。また、こうした活動に自身が参加し観察することで、市民活動の実際について考えることができます。それらが授業としての狙いでした。
 同事業への参加後、授業では高齢者への二次聞き取りをさらにおこない、聞き取り当日の作業だけではなく、その前後の聞き取り相手との関係構築、質問項目作成、聞き取りテープ起こし、データの検討分析、聞き取りおよび考察内容の文章化、報告書編集など一連の社会調査の過程を学生自身がこなすことで、各段階のさまざまなスキルや倫理を身に付けてもらうことができました。

活動内容と成果

 2017年4月以降、同センター・スタッフとの話し合い、聞き取りのトレーニングや盆踊り設営への参加を通じた関係構築などの準備を経て、11月に5人の高齢者に家にまつわる思い出について聞き取りをし、文章にまとめ、プロの写真家が撮影した写真とコラボした小冊子『わたしの居場所』を12月に刊行し、パネル展示「わたしたちの家物語り」も12月から2月にかけて左京東部・左京西部両いきいき市民活動センター及び大谷大学において開催しました。
 また、12月には高齢者宅を再訪し、戦争や仕事や生活や家族についてより詳しい聞き取りをし、その内容を分析・考察した成果を『2017年度社会調査実習報告書:昭和初期世代の戦争・暮らし・家』として2018年3月に刊行しました。

参加者の感想

・最初は話が続かなかったり、途中で沈黙の時間ができてしまったりと緊張しましたが、2回目には聞き取りというより、自分の祖父母と話しているように楽しく会話することができました。生活の知恵や、戦争中の時代背景など、こんな機会がなければ聞くことができなかったさまざまなことを聞くことができました。(文学部社会学科 4年)


・初めての連携で不安でしたが、学生の皆さんが高齢者と接することや文章作成に真剣に取り組んでくれてありがたかったです。 学生さんは少し背伸びをして頑張っていたのかもしれません。その頑張りがこれからの糧になれば嬉しいです。(京都市左京西部いきいき市民活動センターからのメッセージ)

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