地域連携

コミュニティメディアプロジェクト

プロジェクト概要

3学年の合同の演習として、大学のある北区北大路エリアの情報発信をテーマとしたプロジェクトを行いました。
北大路エリアは、京都市内中心部の京都駅や烏丸、河原町エリアに比べてタウン情報誌などのメディア掲載もあまりありません。また北区には上賀茂神社、金閣寺などもあり周辺地域の情報は旅行雑誌などでも取り上げられていますが、北大路駅周辺は掲載が少ないというのが現状です。こうしたなか、学生が地域に密着した情報を取材し、発信に取り組むのがこのプロジェクトです。メインの対象層は、この地域で暮らす、働く、学ぶ若い世代です。この地域での生活歴が少なく、地域の情報を求めている層にインターネット等を通じて情報を届け、人やお店とのつながりづくりを促します。

2016年からはコミュニティラジオ局にて毎週1回の50分番組を放送。2021年度も継続して取り組んでいます。また、2017年8月に開設した地域情報サイト「キタキタ!」も継続して制作。この他、情報誌「キタキタ!」の第5号も制作しました。
これらの取り組みを通じて、学生が地域に埋もれていた面白いお店やイベント情報を知ること、地域の人の暮らしや仕事の面白さ、大変さなどを知ること、また、パソコンを使っての情報発信スキルや、対人コミュニケーションのスキル向上を図ることを目指しています。

2022年度 活動報告

ラジオ番組「大谷大学ハッピーアワー!」を毎週木曜日19時に放送。約50回放送し、地域の商店主やNPOスタッフなど多数の方にゲストとして登場いただきました。コロナウイルスの影響もありましたが、オンラインでの収録、放送を行うなど、感染対策を図りつつ、実施することができました。情報サイト「キタキタ!」では、従来の記事コンテンツの制作に加え、北区が立ち上げた地域サイトFUNAOKAに赤澤ゼミとして学生の取材記事を寄稿するなど、連携が進みました。 

また、情報誌「キタキタ!」第5号では、コロナ禍で暮らしが大きく変わり、家の中で過ごす時間、家族で過ごす時間が増えたことを踏まえ、withコロナ時代の暮らしをテーマに誌面を作成した他、北大路商店と連携し、商店街の歴史や新旧のお店を紹介しました。
これらの取り組みを通じ、学生たちと、地域の面白い若者、大人とのつながりが生まれた他、地域の人たちの様々な生き方、働き方に刺激を受けています。また、学生たちは、番組や情報誌づくりなどに必要な企画力、チーム運営に必要なマネジメント能力、会話力(コミュニケーション能力)を身につけることができました。

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