地域連携

南丹市美山町平屋地区と大谷大学の学生との交流活動

プロジェクト概要

本プロジェクトでは、人口減少、高齢化の進む南丹市美山町平屋地区を対象に、生活実態と生活課題および住民による地域福祉活動を学ぶことを目的にしています。受け入れていただいているのは平屋地区地域福祉推進協議会、南丹市社会福祉協議会の皆様。主な活動内容としては、学生による高齢者宅等への訪問活動、平屋地区の高齢者との交流を目的とした「ふれあいカフェ」の開催、また、2018年度からは住民の外出・移動に関する調査、さらに2020年度からは買い物支援のために平屋地区地域福祉推進協議会が実施している「お出かけツアー」登録者へのアンケート調査などの調査研究を行っています。こうした活動は、過疎地域における具体的課題から学ぶ機会となり、各自の個人研究レポートや卒業論文につながっています。

活動内容

高齢者サロンでの交流や福祉施設では、感染症などへの警戒は未だ続いており、聞き取り調査などで訪問した際は細心の注意を払っています。
新型コロナウイルスの感染が5類に移行して以降は、コロナ禍による人的交流や外出機会が減ってしまったため、学生企画の実施をきっかけにした地域福祉活動の再開など新たなチャレンジを試みました。平屋地区の住民活動は、常に誰もが集まれる、楽しめる、交流できるという基本を大切にしておられ、「お出かけツアー」や集落サロンなど地域住民の力として実施し、また南丹市社協もその活動を支援しています。
本プロジェクトではそれらの活動と連携し、住民福祉の支援をつづけています。学生にとっても地域における住民の福祉活動を実際に学ぶ機会となっています。活動内容は、地域の方々と話し合い、状況にあわせて都度決めています。
なお、美山町での活動の様子は別途、報告書としてまとめています。閲覧を希望される方は、地域連携室までお問い合わせください。

採択実績

令和5年度「南丹市学校提案型まちづくり活動交付金」採択事業
令和4年度「南丹市学校提案型まちづくり活動交付金」採択事業
令和3年度「南丹市学校提案型まちづくり活動交付金」採択事業

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