地域連携

南丹市美山平屋地区との交流

プロジェクト概要

本プロジェクトでは、過疎高齢化の進む南丹市美山町の生活実態と課題および住民活動を学び、グループ活動を通じて学習研究を深めることを目的に、平屋地区地域福祉推進協議会、南丹市社会福祉協議会の皆様と共に取り組んでいます。学生による高齢者宅等への訪問活動や、平屋地区の高齢者との交流を目的とした「ふれあいカフェ」の開催、2018年度から実施している高齢者の移動・交通に関する調査など、プロジェクト内でも複数のテーマに分かれて活動を行っています。
また2019年度は、平屋地区と同じ美山町にある鶴ヶ岡地区の「ムラの駅たなせん」を訪問し、高齢者向けの買い物支援「ふるさとサポート便」や、無償移送サービスに関する聞き取り調査を行いました。
こうした、実践に取り組む主体へのインタビュー調査は、買い物弱者問題に興味・関心のある学生にとって、具体事例から学ぶ機会となり、各自の個人研究や卒業論文に向けた期末レポートの執筆につながっています。

活動内容と成果

今年度(2020年度)の活動は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、規模を大幅に縮小して実施することとなりました。2020年7月頃から、地域の皆さまと大学にとって、この状況下でどういった活動ができるかを慎重に議論してきた結果、2019 年から平屋地区で取り組まれている「お出かけツアー」の利用者インタビューに限定した活動ならば実施可能ではないか、とご提案いただきました。
平屋地区の皆さまのご協力のもと、2020年11月16日に「お出かけツアー」の登録者と運転手の方にインタビュー調査を実施することができました。また参加できなかった登録者の方には地域福祉推進協議会を通じてアンケートを配布していただき、コロナ禍ではあっても「買い物」は人々の日常生活、ひいては生命の維持に関わることであると、改めて認識する機会となりました。
また、訪問の1ヶ月前には、地域福祉推進協議会と南丹市社会福祉協議会の皆さまに大谷大学にお越しいただき、団体の概要や平屋地区での取り組みを共有いただくとともに、学生とのディスカッションにも参加いただきました。
今年度(2020年度)は現地での活動に参加できる学生が限られていたため、平屋地区の皆さまと大学で交流できたことは、非常に有意義な機会となりました。
なお、美山町での活動の様子は別途、2020年度の報告書としてまとめています。閲覧を希望される方は、地域連携室までお問い合わせください。

参加者の感想

  • 今回は、買い物事情について直接知る機会になりました。多くの人が生協を利用しつつ、車を使ってスーパーへ向かわれていることが分かりました。高齢化がさらに進む中で、車以外でのアクセス手段の確保が課題であると痛感しました。
    社会学部コミュニティデザイン学科 第3学年
  • 今回フィールドワークに参加し、住民の方から地域の現状や課題を聞くことができて貴重な経験になりました。また、コロナ禍による生活への影響や買い物の現状などもわかりました。これからも調査に限らず交流を深め、より多くのことを学びたいと思います。
    社会学部コミュニティデザイン学科 第1学年

本プロジェクトの関連学科