2025年度学長裁量経費による教育改革事業を1件採択

キックオフミーティングの様子
キックオフミーティングの様子

本学は、教育力を高めることを目的とした予算である「学長裁量経費」を設け、教育改革に取り組む教員や学部・学科等を支援しています。

一楽学長は2025年度の教育改革事業として以下1件の事業を採択し、3月11日(火)に事業の担当教員を招集してキックオフミーティングを実施しました。キックオフミーティングにおいて、一楽学長は「学生が育っていくための事業として位置づけています。学生が育っていくためには、いろいろな出会いが大切です。2025年度の活動では、東本願寺で英語観光案内の基礎を作ってもらい、学生が出会いと経験を重ねていくなかで、社会で生きる力を身につけながら育っていってもらえればと思います。」と述べました。続いて、採択事業代表・三浦 誉史加教授からの事業概要に関する説明があり、共同事業者の教員と役割分担しながら学生を育成することの抱負を語りました。

事業の様子は、今後本学WebサイトやSNSで発信していく予定です。

採択された事業

学生による海外観光客を対象とした英語での観光案内の実施にかかわる準備学習

学生が自らの文化を学び、英語力を高め発信する力を伸ばし、将来のキャリアについて考えることを目的として、英語で観光案内を行う取組を進めていく。その一環として、2025年4月から12月までの週末に、海外観光客を対象として、国際学部の学生が英語で東本願寺の参拝案内を企画しており、準備学習として、浄土真宗の教えと東本願寺の基礎について学び、参拝案内のための英語資料作成を行う。
 

  • 代表

三浦 誉史加(国際学部・教授)

Michihiro Ama (国際学部・教授)
Blake A. Turnbull (国際学部・講師)
Ryan W. Smithers (国際学部・教授)
西川 幸余 (国際学部・准教授)
浅若 裕彦 (国際学部・教授)

採択事業代表 三浦 誉史加教授による抱負

東本願寺を軸に寺社仏閣の基礎を学びながら、日本文化を英語で伝える学習を行う取組です。
東本願寺の英語案内冊子づくりを通して、いずれは様々な施設(寺社仏閣)を案内できるように基礎を
確認しながら、観光案内冊子を作成していきます。観光案内から文化の共通点と相違点を知ることにより、
異文化理解を深め、学生に自らの文化を知ることにつなげてもらえればと思います。また、練習として
ツアーガイドを体験することで、学生が語学を活かしたキャリアを考えるきっかけになればと願っています。