社会学部 松川節 教授 モンゴル国立大学科学学部から「名誉博士」称号を授与
モンゴル学の発展や両大学間の協力関係拡大への貢献を評価

(右)社会学部コミュニティデザイン学科 松川節 教授
社会学部コミュニティデザイン学科 松川節 教授に、モンゴル国立大学科学学部の「名誉博士」称号が授与されました。
松川教授は1994年から現在に至るまで、日本とモンゴルの研究者と共同で「碑文研究」プロジェクトを進め、モンゴル国内に残るモンゴル帝国時代の碑文や遺跡の研究を行ってきました。また、本学の真宗総合研究所の所長を務めていた際には、モンゴル国立大学との共同プロジェクトを2期(2013~2015年、2016~2018年)にわたって実施しました。同教授は、このプロジェクトのもとで日本・モンゴル共同のフィールド調査を組織するとともに、モンゴル国立大学の教員が短期で大谷大学に滞在し、研究に取り組める環境を整えました。現在は、モンゴル国立大学と大谷大学が共同で「モンゴルにおける仏教初伝期の歴史・考古学研究」プロジェクトを進めようと取り組んでいます。
この度、松川教授によるモンゴル学の発展や両大学間の協力関係拡大への貢献が評価され、今回、モンゴル国立大学科学学部から「名誉博士」称号が授与されることとなりました。この「名誉博士」称号授与式は、2024年12月25日11時30分より、モンゴル国立大学の学術ホールにて執り行われました。
授与式の様子
PROFILEプロフィール
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松川 節 教授 MATSUKAWA Takashi
博士(文学)
【研究領域・テーマ】
モンゴル研究/東洋史/人文情報学 / 教授