任期制助教による共同企画「学生のためのガクモン講座」を開催

2024年度のガクモン講座は10月29日(火)に、この秋リニューアルしたばかりの総合研究室(ワークショップルーム2)を会場として開催しました。2012年より始まったこのガクモン講座は、本学学生を対象に学問の面白さを伝えるべく、毎年度開催しています。
本年度は「ガクモンが私に与えた影響」をテーマに、本学助教4名が登壇し、これまでの研究者人生を振り返りながら話題提供しました。
今回は、学生及び教職員の約20名が参加し、登壇者の話に熱心に耳を傾けました。
教員から講義を受けても、研究者になった経緯を聴く機会というのはあまり得られるものではありません。今回話題提供した助教4名は、各々が紆余曲折を経て今に至っていることを学生たちへ語りかけました。「平坦な道ではなかった」と伝えることで、学生が抱える学習・研究に関する不安の解消につながることがあります。今回のガクモン講座が目指したのは、そのような機会を学生へ提供するということでした。
参加学生からの声

参加した学生からは「影響を受けた先輩や同期はいるか」「経済面での問題はあったか」「研究職の将来について」といった質問が寄せられました。
この他、当日取り上げることは出来ませんでしたが、「第二言語を習得する意義はあるか」「日々の研究ルーティンはあるか」「研究成果が出ない場合のメンタル維持について」といった質問も寄せられています。
終了後、参加者からは「講義では聴くことのないお話を聴くことができて良かった」「大学院進学を検討しているので興味深かった」との感想がありました。
企画した助教のコメント
助教一同、参加された学生の皆さんの反応が励みになっています。ガクモン講座をきっかけとして、学生の皆さんが本学で存分に学び、社会で活躍されますことを心より願っております。
ガクモン講座の様子
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話題提供の様子① -
話題提供の様子② -
学生が質問をしている様子