学生制作の絵本が「100冊手づくり絵本」において選出【教育学部幼児教育コース】

第2回「100冊の手づくり絵本」選出作品

学生制作の絵本をもとにした動画や和菓子が一堂に展示

本イベントは、子どもから大人まで約150冊の手づくり絵本が一堂に集う展示会で、「絵本づくりを通して自己肯定感を育み、誰もが自分らしく生きられる社会をつくること」を目的に開催されています。当日は、本学学生が制作した絵本が展示されます。また、実行委員会およびスポンサーの選考により選定された作品については、絵本をもとにした動画や創作和菓子、ネイルアートとして展示販売されます。 選定作品は以下の通りです。※本学学生制作分のみ

【動画】 「作品名」作者(以下同様)
「わたしの暮らし」ひかり
「すてきなふたり」ね

【和菓子】
「まっしろといろのともだち」波
「なつのおもいで」なつ
「だいすき」かほ
「みーつけた!」カナデ

【ネイル】
「おさんぽまめたん」まるこ

選定作品以外は、制作絵本の展示のみとなります。

開催概要

イベント名:第2回「100冊の手づくり絵本」
日時:2025年11月24日(月・祝)11時~17時
会場:ゼスト御池 河原町広場(京都府京都市中京区下本能寺前町492-1)
入場:無料
主催:一般社団法人ライフキャリア協会 
共催:京都中ロータリークラブ

絵本制作について

幼児教育コース第1学年の学生全員が絵本を制作

7月15日(火)、幼児教育コース第1学年の開講科目「児童文化」(受講生81名)において、絵本作りワークショップを実施。当日は、ゲストとしてお越しいただいた一般社団法人いろどりあつめ(現・一般社団法人ライフキャリア絵本協会)代表の竹田一義さんの指導のもと、創意工夫を凝らした思い思いの絵本を制作しました。竹田さんは、「大人でも先の見えない時代に子どもたちは不登校など苦しみながら生きている。絵本やアート制作を通して、子どもたちの自己肯定感を高め『生きる力』を育んでいきたい!」という想いから活動されています。

学生は、竹田さんのアドバイスをもとに、自らの体験や経験をヒントに物語を描き、世界に一冊だけの絵本を完成させました。作品づくりを通じて、周囲とのつながりや共感の大切さを改めて感じる機会となりました。

授業を通して社会とのつながりを考え、表現力や共感力を育む

開講科目「児童文化」では、子どもに関わる大人として、次世代を担う子どもたちに「何を伝えたいのか」、「何を経験してほしいのか」を考え、児童文化財(保育教材)の評価や活用・伝達方法を学んでいます。学生自身の子ども時代を振り返りつつ、現代の子どもの育ちや遊び、暮らし、子どもを取り巻く環境に目を向け、児童文化への理解を深めています。本学の幼児教育コースでは、情操にも影響を与える音楽・造形など表現分野に関する授業や発達・教育・福祉に関する高度な専門性を学ぶ機会を多く設けることで、多彩な職場で活躍できる実践力を培っています。