大谷大学珈琲研究会が清明高校でコラボcafeに協力
【地域に寄りそうプロジェクト】

つばめ祭コラボカフェ出店後の集合写真

地域に寄りそうプロジェクト(以下、ちいプロ)で活動する『大谷大学珈琲研究会』が、京都府立清明高校の学校祭「つばめ祭」において生徒のカフェ出店に協力しました。
当日は、天候に恵まれ多くの方が来店しました。お昼以降の時間帯は常に10人以上の行列ができるほどでしたが、清明高校の生徒と本学珈琲研究会の学生は声をかけ合いながら協力してスムーズに運営を行うことができました。また、珈琲研究会の学生はコーヒーの知識を発揮して待ち時間の間も来店した方にコーヒー豆や淹れ方の説明をするなど、日頃の活動を接客に生かしました。10時から13時半という短時間で、計145杯のホットコーヒーを売り上げることができました。

  • 提供するコーヒーを淹れている様子
  • 常時行列になるほど多くのお客様が来店
  • コーヒーを淹れる生徒たちを見守る学生

つばめ祭当日までの打合せについて

7月18日(金)顔合わせ

顔合わせの様子

京都府立清明高校からの、ちいプロと連携した取り組みを行いたいというお声がけをきっかけに、清明高校の学校祭「つばめ祭」において本学珈琲研究会が出店に協力することとなりました。

顔合わせでは、まず珈琲研究会の学生がコーヒーの産地や豆の種類、コーヒーを淹れるために必要な道具などについて説明しました。その後、実際に道具に触れたり、学生が淹れたコーヒーを飲んだりしながら、出店にあたり今後決めるべきことやスケジュールなどを生徒と確認しました。出店に向けたイメージをつかむ機会となりました。

9月26日(金)出店についての打合せ

具体的な出店場所やどんな味のコーヒーを何種類販売するか、価格設定などを話し合いました。生徒たちが話し合ってまとめた出店のイメージを聞き、それらを叶えるためにはどうしたらよいかともに考えました。珈琲研究会は、大谷大学の学園祭「紫明祭」で毎年出店しているため、そのノウハウを活かして必要な準備について生徒に伝えました。また、珈琲研究会の道具の一部をつばめ祭で貸し出す協力をすることになりました。

10月17日(金)コーヒーの淹れ方レクチャー・豆の選定

実際にコーヒーの淹れ方を珈琲研究会の学生がレクチャーしました。初めてコーヒーを淹れる生徒が大半でしたが、生徒たちは淹れ方をマスターしようと豆の分量やお湯の量、注ぎ方などの説明に熱心に耳を傾けていました。
3種類のコーヒー豆を試飲した後に、全員で投票と話し合いで使用する2種類の豆を決定しました。コーヒー豆を決める際には、コーヒーをあまり飲まない方も挑戦しやすいものと、コーヒー好きな方に楽しんでもらえる豆の味がしっかり感じられるものの2種類になるようにと生徒と学生がバランスを考えて話し合いました。

  • コーヒーの淹れ方をレクチャーする学生
  • 使用するコーヒー豆を決める話し合いの様子

学生チャレンジ企画「地域に寄りそうプロジェクト(ちいプロ)」

2025年度は4団体採択

「ちいプロ」は、学生自身で企画を立て、地域の方とともに地域の課題解決にチャレンジする学生の主体的な活動に支援する取り組みです。本年度は、真宗学科、哲学科、コミュニティデザイン学科、教育学科の学生が代表者となった4つの団体が、自分たちの学びや関心を活かした活動を行います。