【2023年度学長裁量経費事業】
本学学生が高齢者を対象とした「スマホ教室」を開催

高齢者のデジタル・ディバイド解消に向けて

~若者(デジタル)×高齢者(伝統文化)の学びあい~

過去のスマホ教室
過去のスマホ教室

本学は、2023年11月23日(木)、大谷大学にて高齢者を対象とした「スマホ教室」(代表/酒井 恵光 教授)を開催いたします。

2023年度学長裁量経費事業にて、社会学部コミュニティデザイン学科 情報メディアコースの授業の中で、本学学生が講師を務める「スマホ教室」を開催し、地域への貢献を通じた情報技術活用に関する課題の学びの場としています。

10月より開催している教室はすべて定員に達し、地域社会からの関心は高まっています。この度、地域団体である北区地域女性連合会(以下、女性会)からの要望を受け、追加開催する運びとなりました。

2020年度に内閣府が実施した「情報通信機器の利活用に関する世論調査」では、 70歳以上はスマートフォン・タブレットを「ほとんど利用していない」、「利用していない」と回答した人の割合合計が57.8%となっており、デジタル・ディバイド(情報格差)解消に向けて、国・自治体にて様々な支援が行われています。

本学が開催するスマホ教室は、学生が参加者をマンツーマンで指導することをベースとし、参加者の習熟度、学びたい内容に柔軟に対応をしています。今回は、スマホアプリ「LINE」を使用し、女性会の会員どうしや、ご家族とのコミュニケーションが円滑にとれるようになることを目標としています。また、今回は地域交流の機会として、女性会の参加者から風呂敷の包み方等の伝統文化を紹介していただき、世代を超えた交流の会となることを期待しています。

※詳細、また取材等をご希望の場合は、添付のPDFをご確認ください。

PROFILEプロフィール

  • 酒井 恵光 教授 SAKAI Eko

    修士(学術)

    【研究領域・テーマ】
    ユーザインターフェイス/情報の可視化/インタラクティブ・システム / 教授