「原谷子どもカフェ」に本学学生が参加【まちの居場所づくりプロジェクト】

4月12日に京都市北区原谷地区で開催された「原谷子どもカフェ」(実施場所:ライブリィきぬかけ)に本学社会学部の大原ゆい准教授と社会学部の学生4名が参加しました。
 
「原谷子どもカフェ」とは、社会福祉法人七野会と京都市北区金閣学区が月1回開催している子ども食堂プロジェクトです。日頃は高齢者への福祉サービスを提供する七野会が子どもカフェの場を提供し、障害者就労支援事業に取り組むカフェレストラン「ソラシド」と地域の金閣福祉会の皆さんが食事を提供し運営されています。問題・課題解決型学習(PBL)として、2019年から大原ゆい准教授が学生とともに子どもの「食べる場」や「遊びの場」といった地域の居場所づくりに協力しています。
「みんなでSAKURAキャッチャー」で楽しむ様子
「みんなでSAKURAキャッチャー」で楽しむ様子

今年度第1回目となる今回は、39名の子どもたちが「原谷子どもカフェ」に訪れました。学生が中心となって遊ぶ場を作り、子どもたちとレクリエーションを行いました。学生が用意した「みんなでSAKURAキャッチャー」や、ぬいぐるみと玩具を用いたテーブルゲームなどで子どもたちは元気いっぱいに遊び、笑い声と歓声があふれました。学生4名にとっては今回が初めての「原谷子どもカフェ」の活動でしたが、子どもたちとすぐに打ち解け、場を盛り上げていました。

新型コロナウイルス感染症対策により中止していた食事提供が約3年ぶりに再開され、レクリエーションの後に子どもたちと学生は、カフェレストラン「ソラシド」でカレーライスを楽しみました。
 
参加した学生からは「山間部で子どもの遊び場が少ない中、社会福祉施設が居場所を提供していることに驚いた」、「子どもたちが友達や兄弟を誘って自発的に遊びに来ているのが嬉しかった」といった感想がありました。
引き続き、5月に開催される「原谷子どもカフェ」にも参加する予定です。
  • カラーつみきで遊ぶ様子
    カラーつみきで遊ぶ様子
  • 子どもたちと学生の交流の様子
    子どもたちと学生の交流の様子

PROFILEプロフィール

  • 大原 ゆい 准教授 OHARA Yui

    博士(社会学)

    【研究領域・テーマ】
    地域福祉/福祉情報/NPO・ボランティア/ソーシャルアクション / 准教授