博物館

2015年度秋季企画展  大谷大学博物館の逸品
—重要文化財 宋拓「化度寺故僧邕禅師舎利塔銘」「信行禅師興教碑」-

大谷大学博物館の逸品 —重要文化財 宋拓「化度寺故僧邕禅師舎利塔銘」「信行禅師興教碑」-

  • 会   期

    9月 8日(火)~ 9月 26日(土)

  • 開館時間

    10:00~17:00(入館は16:30まで)

  • 観 覧 料

    無料

  • 休 館 日

    日曜日・月曜日(9/20は開館)

  • 備   考

    ※本館には駐車場がありません。
    ※ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。

2015年度秋季企画展
大谷大学博物館の逸品 —重要文化財 宋拓「化度寺故僧邕禅師舎利塔銘」
「信行禅師興教碑」-開催にあたって/大谷大学博物館

本館では例年、秋の企画展で所蔵作品の中から、よりすぐりの名品を紹介しています。本年は、重要文化財「化度寺故僧邕禅師舎利塔銘」と「信行禅師興教碑」の2点。いずれも中国・宋時代に採拓された貴重な拓本です。

この2つの作品は、中国の隋・唐時代に流行した仏教の一派である三階教の開祖信行禅師(540~594)と、その布教に尽力した弟子僧邕禅師(543~631)の功績を記したものです。両碑の原石は早くに亡失してしまったため、三階教を知る上できわめて重要な資料です。さらに原碑の筆者は、中国の四大書家に数えられる欧陽詢(557~641)と薛稷(649~713)の二人で、彼らの筆跡を今に伝える数少ない資料としても知られています。

また「大谷大学博物館の逸品」に続き、本学の博物館学芸員課程の学生が、企画から展示までを行った「実習生展」を開催しています。併せてご高覧いただければ幸いです。

同時開催/大谷大学博物館学課程実習生展

四季の絵ぞうし~京の秋景~
天文の古記録
親鸞-生涯と伝承-

実習生展 展示の様子