2022年度秋季企画展
大谷大学博物館の逸品
重要文化財『判比量論』断簡
INFORMATION
-
- 日程
-
- 時間
-
10:00~17:00(入館は16:30まで)
-
- 会場
- 大谷大学博物館
-
- 参加費
- 無料
2022年度秋季企画展
大谷大学博物館の逸品 重要文化財『判比量論』断簡 開催にあたって
大谷大学博物館は、10件の国指定重要文化財を所蔵しています。毎年秋には、これらの作品をゆっくりご覧いただくため、そのうちいくつかを紹介しています。本年は8世紀に書写された『判比量論』断簡です。
本品は、すでに散逸してしまった新羅の僧元暁(617~86)が因明の形式で唯識の教説を論じた『判比量論』の断簡です。「内家私印」が押されることから光明皇后(701~60)の所蔵であったことがわかりますが、識語の墨痕などから皇后の母県犬養三千代(?~733)の旧蔵であったことが判明しています。また書体・書風から新羅からの舶載経である可能性が指摘されています。
本品は本文3紙と末尾5行のみの断簡ですが、『判比量論』のまとまった断簡として仏教史研究上に価値が高く、8世紀の草書の遺品として書道史上でも貴重であることから、1988年重要文化財に指定されました。
また、本学の学芸員養成の博物館学課程の学生が、企画から展示までを行った「実習生展」を併催しています。あわせてご高覧いただければ幸いです。
同時開催
大谷大学博物館学課程実習生展
救済と審判—地蔵菩薩と閻魔大王—
観音信仰と人々—近世の西国巡礼—
東本願寺と都の大火—再建を支えた人びとの力—
■実習生による展示解説:毎開館日13:30~
観音信仰と人々—近世の西国巡礼—
東本願寺と都の大火—再建を支えた人びとの力—
■実習生による展示解説:毎開館日13:30~
ご来館にあたってのお願い
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、以下についてご理解とご協力をお願いします。
【ご来館の前に】
【ご来館の前に】
- 本ページ下部に掲載している「入構セルフシート」を事前に印刷・ご記入のうえお持ちください。
- 来館予定2週間前からの検温をお願いいたします。
- 以下の方のご入館はお断りします。体調観察等にご協力ください。
・本人または同居する人が息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、発熱や咳、味覚・嗅覚の異常等の強い症状の少なくとも1つ以上、入館予定当日の朝からさかのぼって14日の間にある場合
・本人または同居する人が過去14日以内に新型コロナウイルス感染症罹患者と接触のある場合
・本人または同居する人が過去14日以内に渡航歴がある場合
【ご来館の際は】
- 北大路通に面する北門の守衛所に「入構セルフシート」をご提出ください。構内巡回等で守衛所が無人の場合は博物館受付にご提出ください。
- 入構時に検温をお願いします。37.5度以上の発熱が確認された場合は、入構をお断りします。
- 図書館や学内食堂等、博物館以外の学内施設の利用はできません。
- マスクを着用してください。着用いただけない方は入構できません。
- 手指消毒にご協力ください。
- 他の来館者との距離を保ち、会話はお控えください。
- 展示物・展示ケース等にお手を触れないようにお願いします。
- 展示室内が混雑する場合は、入館までお待ちいただくことがあります。予めご了承ください。
- 新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、臨時休館となる場合もございます。ご来館前に当館ホームページで最新情報をご確認ください。
個人情報の取り扱いについて
ご提出いただいた個人情報は、大谷大学博物館への入館手続きおよび新型コロナウイルス感染拡大防止のために利用します。当館利用者に感染が確認された場合等、必要に応じて保健所等の公的機関に情報を提供することがあります。なお、連絡先等については厳重に管理し、適切な方法により廃棄いたします。
関連リンク
-
- 会期
-
2022年9月6日(火)~9月24日(土)
-
- 開館時間
-
10:00~17:00(入館は16:30まで)
-
- 観覧料
-
無料
-
- 休館日
-
日・月曜日
(ただし、9/19[月・祝]は開館)
-
- 備考
-
- 本館には駐車場がありません。
- ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。
- ただし、身障者用の車の場合は事前にご連絡ください。
- 新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、臨時休館となる場合もございます。