2022年度夏季企画展
仏の諸相 開催にあたって
仏教が流伝したアジア諸国では、古くより釈尊(釈迦如来)をはじめとして、如来や菩薩、仏教を守護する諸天、明王などが、造像され、あるいは絵画に描かれるようになりました。本来「仏」とは悟りを開いた如来を指す言葉でしたが、菩薩や天・明王なども含めて仏像や仏画と表現しています。そして、それらの仏像や仏画は、信仰の対象として尊崇されてきたのです。
そのように木像や石像、絵画といったかたちで表現された諸仏の姿は、仏教が伝わった地域の風土のなかで、やがて個性をもつようになります。チベット、中国、朝鮮半島、日本など、同じ東アジアの国々であっても、それぞれに異なる特徴があります。極彩色のチベット仏画であるタンカに描かれる観世音菩薩と日本の仏像や仏画の観世音菩薩ではまったく違う趣をもつ仏様のように見えるのです。
本展覧会では、おもに仏画を中心として、諸仏がどのように表現されてきたのか。チベット仏画の代表であるタンカ、インド・中国の仏画の模写、日本で描かれた仏画などから、インドと東アジア地域における仏の諸相を紹介いたします。同じ仏教という宗教がひろまった地域に共通する点や違いから、それぞれの文化を感じていただければ幸いです。
ご来館にあたってのお願い
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、以下についてご理解とご協力をお願いします。
【ご来館の前に】
【ご来館の前に】
- 本ページ下部に掲載している「入構セルフシート」を事前に印刷・ご記入のうえお持ちください。
- 来館予定2週間前からの検温をお願いいたします。
- 以下の方のご入館はお断りします。体調観察等にご協力ください。
入館予定当日の朝からさかのぼって14日の間にある場合
・本人または同居する人が過去14日以内に新型コロナウイルス感染症罹患者と接触のある場合
・本人または同居する人が過去14日以内に渡航歴がある場合
【ご来館の際は】
- 北大路通に面する北門の守衛所に「入構セルフシート」をご提出ください。構内巡回等で守衛所が無人の場合は博物館受付にご提出ください。
- 入構時に検温をお願いします。37.5度以上の発熱が確認された場合は、入構をお断りします。
- 図書館や学内食堂等、博物館以外の学内施設の利用はできません。
- マスクを着用してください。着用いただけない方は入構できません。
- 手指消毒にご協力ください。
- 他の来館者との距離を保ち、会話はお控えください。
- 展示物・展示ケース等にお手を触れないようにお願いします。
- 展示室内が混雑する場合は、入館までお待ちいただくことがあります。予めご了承ください。
- 新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、臨時休館となる場合もございます。ご来館前に当館ホームページで最新情報をご確認ください。
個人情報の取り扱いについて
ご提出いただいた個人情報は、大谷大学博物館への入館手続きおよび新型コロナウイルス感染拡大防止のために利用します。当館利用者に感染が確認された場合等、必要に応じて保健所等の公的機関に情報を提供することがあります。なお、連絡先等については厳重に管理し、適切な方法により廃棄いたします。
関連リンク
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- 会期
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2022年6月7日(火)~7月30日(土)
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- 開館時間
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10:00~17:00(入館は16:30まで)
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- 観覧料
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無料
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- 休館日
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日・月曜日
(ただし、7/18[月・祝]は開館、6/5[日]、7/3[日]、8/6[土]、7[日]はオープンキャンパス来場者対象特別開館)
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- 備考
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- 本館には駐車場がありません。
- ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。
- ただし、身障者用の車の場合は事前にご連絡ください。
- 新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、臨時休館となる場合もございます。