大津市立仰木の里公民館主催「みんなで楽しむオペレッタ」に本学教育学部の学生が出演

12月1日(日)に仰木の里市民センター(滋賀県大津市)で、子どもの居場所づくり事業「みんなで楽しむオペレッタ」が開催され、本学教育学部教育学科幼児教育コースの学生37名(担当教員:岡村明日香准教授)が子ども向けのオペレッタ(小さな音楽劇)を上演しました。当日は地域にお住まいの親子など65名の方が観劇に来られました。

この事業は、子育て支援活動を行っている大津市と大谷大学が2015年に協定を結び、子どもから大人の方まで楽しんでいただけるように生涯学習の一環として取り組んでいるものです。オペレッタをとおして、音楽や劇、踊りに親子で触れ一緒に楽しむことで、子育てをする心のあり方や子どもとの関わり方を考えていくことを目的としています。
  • 「ももたろう」を上演する様子
    「ももたろう」を上演する様子
  • 「ももたろう」を上演する様子
    「ももたろう」を上演する様子
 今回は「ももたろう」と「白雪姫」の2つの作品を上演しました。学生たちにとっては、子どもに楽しんでもらえるように工夫をしたり、子どもたちの前で演じることで反応を感じ取ることができたりと実践的な学びの機会となっています。また、学生たちの手作りおもちゃも大変よろこばれ、交流が深まりました。
  • 「白雪姫」を上演する様子
    「白雪姫」を上演する様子
  • 「白雪姫」を上演する様子
    「白雪姫」を上演する様子
今後も本学は大津市と連携・協力しながら、仰木の里市民センターでオペレッタを上演する予定です。

出演した学生の声

「オペレッタでは、学生が台本や音楽、大道具、小道具、衣装などを役割分担して作ります。それぞれの役割をクラス全員で協力し、フォローをしあいながら準備を進めました。私たちが演じた「白雪姫」に、子どもたちは楽しい場面では笑顔があふれ、笑い声が聞こえたり、白雪姫がりんごを食べる場面では「食べちゃダメ!」と声があがったり。子どもたちの素直な反応に応えるように、私たちも演技に力が入りました。会場一体で楽しさを体験できたと思います。この経験を卒業後も活かしていきたいと思います」。(教育学部教育学科幼児教育コース 第3学年 中里心晴さん)

PROFILEプロフィール

  • 岡村 明日香 准教授 OKAMURA Asuka

    芸術学士

    【研究領域・テーマ】
    音楽表現/ピアノ指導/音楽教育 / 准教授